- 2009-01-25 (日) 21:08
- 微生物
一見するとただの土のように見えるが、有機物の塊である。今、発酵していて30度程度だ。
冬の寒さはぼかし肥料を作るのにちょうど良い季節。気温が低いことでぼかし作りがうまくいく。夏では湿気や暑さで腐りやすいからだ。まさに米を飯にするのと同じこと。
ぼかし肥料の肥料屋さんは「味噌にするのか糞にするのかのちがい」とよく言っていた。まさに、ぼかし作りは発酵食品を作っているのと同じだ。味噌作りや酒作りを思い浮かべればいい。
うまく発酵させるためには、温度、水分、空気など6つの条件を全てクリアすること。このどれか一つでもかけると“糞”になりかねない。
我が畑、田んぼにはこのようにして作ったぼかしが肥料だ。土壌中の微生物の活動を弱めるので石灰も入れない。
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