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2009-04

カキの新芽が吹く頃

img_2743今年もカキが元気よく新芽を吹かせてきた。

最近は地球温暖化の影響で農業はいろいろな面で変化を受けている。

冬が暖かいがために樹木は春の到来を感じにくくなり、花の咲き方がばらばらになったりする。ただ眠っているように見える落葉樹も冬の寒さによって目覚め方に影響がある。

また、春の到来が早くなると、野菜の播種時期も早くなるのだが、一般的に言われているいつからいつまでという太陽暦の日付でいう時期は当てにならない。もともと温暖化でなくとも毎年気候というのは違うので、あくまで目安だ。

そんな変化を読むのが難しい気候だが、一番的確に教えてくれるのがやはり植物自信である。

柿の葉が段々大きくなり、その葉で小豆が3粒包まれるころが、インゲンなどの播種時期である、と祖母が教えてくれた。

毎年違う気候でも間違わずに播種する時期を、植物を観察することで予測できる。

数日前からこのことをブログに書こうと、柿の葉を観察していたのだが、ここ2,3日で芽吹いた葉が急に大きくなってきたように思う。

樹齢45年はくだらないこの柿の木は、今年も木漏れ日の気持ちよい休憩場所を提供してくれるのだろう。

Fマーク

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今年の1月、福岡県農業振興推進機構が行っている減農薬減化学肥料の認定制度に申請していた。このたび、栽培計画が認定され認定書が送られてきた。

この減農薬減化学肥料の認証を通称Fマークという。まだまだ認知度は低く、通常のスーパーで売られているものにFマークのシールが貼られていても、知らない人が多いのではないだろうか。

シールにはQRコードが着いていて、ネット上から生産者や栽培履歴などが閲覧できる。

栽培履歴が閲覧できるので解かるのだが、今年の我が水稲に、化学肥料や農薬はいっさい使用しないので、どれもゼロ、つまり無農薬無化学肥料の認定になる。

収穫前にサンプルをもって帰り、残留農薬の試験をするのだが、なかには水田の横にあったトマトハウスで散布した殺菌剤が風に乗って稲にかかり、残留農薬が出たとして認証を取り消された人もいるのだとか。

熊本とんこつラーメン“文龍”

img_2722はっきりいって体に悪い。表面に浮いた白い粒は全て油の塊。しかし、これが麻薬のようにうまい。

先日、熊本からの帰路に学生の頃によく行っていたラーメンを食べてきた。阿蘇から益城まで、わざわざ590円のラーメンを食べに夜な夜な車で1時間。今は店が移転して菊陽にある。

このラーメンのおかげで、他の店で食べるとんこつラーメンが味気なく思えるほどになってしまった。

ラーメンの器に書いてある言葉 『一日は小さな一生』

まさにこの言葉が示すとおり、店員さんは常に全身全霊をかけているのが伝わってくるほどの掛け声。

たぶん、文龍はラーメンを食べるためだけに行きたくなるのではなく、この雰囲気が元気にしてくれるようなきがするから、なのかもしれない。

お米を配達するときも文龍のように元気よく行こうと思った。

青空キャビン付きトラクター

img_27312年ほど前の自分が大学を卒業するちょっと前に、祖父が新古車のトラクターでキャビン付きでお手ごろのがあると、言っていたことがあった。つまり、息子が帰ってくるときには新しいトラクターに乗せてあげようとするありがたい親心だった。

しかし、自分は電話で聞いた瞬間にNO!っと叫んだ。

1台数百万円もするトラクター、一度買ったら10年、15年以上はもつ。自分が農業を始めて、どの程度のクラスがよいのかなど、いろいろ自分で決めたかったためだ。

実家に帰ってきた去年からも、メーカーの販売員の方がいろいろと案件を持ってきていた。「1度でいいから試乗だけでもしてくれないか」と。

どんなに進められても買う必要がない。だって、まだしっかり働いてくれるのだから。

この時期のさわやかな風がとても幸せな気持ちにしてくれる。風向きによっては排気ガスや砂埃をかぶるが、それもご愛嬌。

写真、トラクターの先端についているのは肥料ふり機械。今日、やっと田圃にぼかしの散布が始められた。

環境保全型農業技術研究会

img_2681環境保全型農業技術研究会に望むことはなんですか?との質問に 『出会い』 と書いた。

4日と5日に渡って母校である東海大学(旧九州東海大学)で片野学教授が会長を務める研究会に参加してきた。すでに今年で15年目となるそうだ。

会則【目的】 この会は、生命尊重の思想に立脚し、環境の保全に貢献する農業技術の交流、開発、研究、普及をはかることを目的とする。とある。

この研究会はほんとに異色である。まさに変わり者の集まりといえる。会長の教授は、以前岩手大学の所属のころに有機農業について研究したいといったときに、周りから言われたことは、「農薬や化学肥料を使わないで、生産性の低い農業の研究を、税金を使ってするのであるなら国賊ものだ。」とまで言われたことがあるそうだ。

今回、行われたのは、年に1回の総会である。2日目には大学の近くの農家で、圃場の現地検討会が行われた。

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籾殻燻炭

img_2677img_2680籾殻を蒸し焼きにして炭化したもの。ホームセンターなどで売っているくん炭は異常なほど高く感じる。その分、焼き損じた籾殻は一粒も入ってはいないのだが。

昔はどこの農家でもこの焼き籾殻を作っていた。あらましな農家のくん炭は灰になってしまったり、焼けていない籾殻が混ざったりする。均一にくん炭にするにはずっと見ていて、焼けてきたところにまた籾殻を置くという難しくはないが手間のかかる作業。これはあくまで祖父のやり方。

この焼きもみがらは稲の苗土に混ぜる。排水性や保水性が抜群で、稲のミネラルを凝縮している。表面は炭と同じ多孔質で微生物の住みかになる。

今では焼き籾殻をつくる機械も市販されている。一度に500リットルを作れるものなどもあるようだ。やきもみがらはあればいろいろと重宝する。現代農業を読み返して自作しようかと思案中。

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