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2009-05

DDT

img_3005先日、納屋の奥、農薬が山積みされているところを片付けていたら発掘してしまった。

DDT

自分はただ本や授業で知っているに過ぎない。つまり先入観しかないのだが、どうやら想像を絶するものらしい。

しかし、この農薬が登場した当時はどんな害虫をも相殺してしまう、万能薬的な存在だったようだ。

この薬が出てきたと祖母に話すと当時のことを教えてくれた。

それは、祖母がまだ小学校の頃、シラミが沸いている頭にDDTの粉剤をふりかけ、下校後に洗いなさい。というもの。

下校中の小学生の頭は真っ白になっていたらしい。

と、ここでウィキペディアで検索してみると驚くかな、現在でもマラリア対策として発展途上国で使用が認められている。シラミ対策の事も明記されている。

スリランカではDDTのおかげで250万人の死者が31人になった。その後、DDTの使用が禁止されてまた250万人に逆戻り、その後の2006年にWHOは限定的に使用を認め、死者は減った。(ウィキペディアより)

レイチェルカーソンの沈黙の春にも取り上げられていたDDTだが、環境への負荷の点からすれば間違いなく負であろう。しかし、250万の人の命を救っていることも事実である。

これは単にDDTだけの問題ではない。他の農薬や化学肥料も実は同じなのである。

現在までの食料の増産ができてきたのは紛れもない農薬や化学肥料のおかげである。これだけ人口が増えても、食べものが余っている日本の現状。

貧しかった先祖が一生懸命に働いてきた土台が、自分の足元にはある。まず、単にこのことに感謝したい。

そして、これから変わる。我々はDDTの上に立っている。

ハウストウモロコシ

img_2972先日、4Hクラブの会長さん(24歳)の栽培するハウストウモロコシ(スイートコーン)を見学させてもらってきた。

あと1週間ちょっとで収穫できるようになるだろうとの事だった。露地物に比べ、実は小ぶりだが時期が早ければ単価はむしろ高く売れる。2000本近く収穫できるらしいが、その全てを数件の産直で売り切れるだろうとのこと。最近では産直ブームもあって、各地で直売所ができたため、直売所にのみ農産物を卸しているという農家も少なくない。

産直に農産物を出荷して売り上げを上げるにはそれなりのコツがいるようだ。周りの人とかぶらない農作物や同じようなものでも時期をずらすなど。5月にトウモロコシを出す人は少ない。露地物のでてくる6月・7月になると値が下がってくる。

img_2971これがトウモロコシの雄花。一番てっぺんの風を受けやすいところに咲く。ここから花粉が落ちて、トウモロコシである雌花の柱頭に受粉する。トウモロコシの先端にあるもじゃもじゃした毛のこと。

受粉しないとトウモロコシの実は入らない。しかし、この雄花の花粉に虫がつきやすく、ここから虫が下っていき、トウモロコシの中に入り、商品価値がないものにしてしまう。

雄花が咲き、受粉を終えたら雄花は切ってしまう。(写真、手前の先端は切ったあと)

それに、トウモロコシは乾燥地帯で育つイメージがあったため、水はそれほど必要としないと認識していた。しかし、実際は花が咲く頃は水びたしになるほど、灌水してよいという。

一番実が太るときの水は実を膨らませてくれるのだろう。

僕の日曜日。

img_29742今日は出方。ちょうど1年前、ういういしくも地域の出事に初めて参加したあの日からちょうど1年が経った。早いもので・・・

あの時もよい天気だったことを覚えている。今日のほうが気温は高く夏日となった。

空と水面の青にはさまれる、目の覚めるような雑木林の緑。

img_2977午後から、知り合いの農家がぼかしを仕込むということで見学に行ってきた。

写真は原料を撹拌し、排出しているところ。この撹拌機はドラムを横にして、ドラムごと回転することで撹拌する。

原料は米糠40kg、魚粕10kg、いりこの粉末等など。これに竹やぶから採取した菌(土着菌)を10Lの水に溶いて、撹拌。よく混ざったものを袋に密閉して2週間養生。その後、固まったているので、ほぐして肥料として使用する。

このやり方は嫌気発酵のためあまり熱はでずに、切り返しをする手間がない。しかし、嫌気発酵は時間がものすごくかかるため、完全に発酵してしまうまで2年かかると、肥料屋さんはいっていた。

ここの農家さんは川上農園といい、もぐらみかんという名でみかんを販売しておられる。宗像では結構有名。

川上さんちは変わっていて、すごいいろいろな人が集まってくる。中にはみかんちぎりのお手伝いをボランティアでしておられるという方まで。

園主の川上直之さん曰く、「いろんな人がきて、ワイワイするのがすいとーと。」

とっとーと、ではないが、直之さんの人柄が、いろいろな人たちを引き寄せるのだろう。

麦秋

img_2970麦に秋の季節が来た。

植物は多年草であれ、1年草であれ、自分の生きる季節を知っている。時期になれば自ら枯れ上がる。

まるで、自分の運命を知っているかのように。1本もまだ生きたいと思っていないのかいっせいに黄金色になる。

人にもそんな時があるのかもしれない。作物の場合は、遺伝的にほぼ同一人物であるなら、人は多様性に富んでいる分、その時もまちまちなのか。

人為的に人の遺伝子を優位なものだけに均一化するような、SFの世界がやってきたとき、いつか人も麦のように一斉に秋を迎えるのかもしれない。

尺取虫

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尺取虫

ブルーベリーの葉を食べる虫。尺取虫とは面白い名前をつけたものだ。

一見すると枝に見える、擬態。少々触れたぐらいでは“枝”であることを貫き通すのだが、ばれていると解かると尺を取りながら逃げようとする。

動きは鈍く、滑稽だ。

ツバメ

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曖昧にしか覚えていないが、ずっと前に爺さんに聞いたのが、ツバメが納屋に巣をつくるのは縁起のよい事だと聞いたように思う。

だから、以前は納屋の出入りのしやすい部屋に巣を作っていた。以前その部屋は、ツバメが来るようになれば夜も開け放していた。

しかし、今年からはその部屋に精米機を置くようになり、その他の機械もところ狭しとおいてあるため、その部屋の戸は締めておくようにした。ツバメの巣の下は糞でいっぱいになるし、羽だって舞い散ることになる。精米に混入させるわけにはいかない。

納屋はこの精米機を置いている部屋以外にも奥に部屋があるのだが、今年はそこに巣を新しく作っている。

一時は、普段巣を掛けている部屋に入れずに、もうこないようになってしまうかも・・・と思っていたのだが、またツバメが見れるようになってよかった。

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