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2009-12

生い茂る 畑の草に 立つニンジン

img_0323段々と大きくなってくるニンジン。

11月下旬には収穫ができるつもりでいたのだが10月、11月と草を取らなかったせいで生育が遅れてしまっている。

それに加え最近は冬らしくなってきたこともあり成長は緩やかになっているのだろう。

葉は草の中にあったために立ち上がっているせいか大きく見える。しかし、首を触ってみるとまだもうちょっと太くなってほしいところ。

去年もニンジンをこの時期に収穫していたため、覚えていてくれたお客さんは「ニンジンはないの?」と聞いてくれる。

やっぱりおいしいものは覚えているのだろう。

img_0318霜がふってすっかり葉がなくなった春日ぼうぶら。

葉があるうちは実が良く見えなかったが、いざ収穫してみると意外にも個数はあった。

配達に持っていくと「なにこのお化け?」と言われたぼうぶらさん。かぼちゃです。ホクホクでおいしいですよw

img_0326黒マルチのおかげで密植して植えられるたまねぎ。黒マルチを使わない祖母のたまねぎは1条ずつ鍬が入るように隙間をあける。

大学のサークル「ファーマーズ」では、阿蘇の寒さで霜が3cm以上たつせいで、植えたばかりのたまねぎ苗が土から浮き上がってしまい、ほとんど活着しなかったことを思いだす。

それから考えれば宗像はまだまだ暖かいほうだ。

久しぶりに畑で作業をした感じだったが、野良仕事は自分の頭の中や気持ちの整理に最適だ。気持ちがいい。

帰るとストーブが暖かく、芋がうまい。

ブルーベリーを生垣に

img_4049農業祭りでブルーベリー研究会のブースで初めてお会いしたIさん。

主婦でありながら、畑を借りて数十本のブルーベリー栽培に着手したやり手の奥さんだ。

そのお方のお宅と畑を見学させていただいた。

正直、脱帽した。

主婦で、ブルーベリーを知って3年目、今年植えた2年生の樹がすでに3年目か4年目と思わせる生育の良さ。

今まで庭木としてブルーベリーを植えられているお宅を拝見する機会が何度かあったのだが、どのお宅も見るに耐えないような状態が多い。むしろ、枯れてしまいすでにない、ということもある。

数本枯れてしまうというのは栽培者でも普通に起こるのがブルーベリーなのだが、Iさんのブルーベリーは何かが違った。

たいていの人は、ブルーベリーに興味を持ち、本を読んだり、近くの知っている人に尋ねたりしながらブルーベリーを庭木に植えられる。

しかし、大体が上手く生育しない。その要因はたぶん教えられる内容ではなく、植えた本人がどれだけ観察ができているか、という点がほとんどなのではないか、と思った。

つまり本人の感性の問題。

かくいう自分はというと、Iさんのブルーベリーと同級生なのだが、ブルーベリーが1年であそこまで生育するとは正直知らなかったわけで、それを考えると自分はこの1年、本当にブルーベリーを見れてやれてなかったのだなとつくづく反省した。

ブルーベリーを植え終わったときのブログに書いたことをこの夏もしっかり覚えてはいた。

それは、植えてから新芽が出てきたのをみて、これからの生育はどれだけ観察することができるかが、栽培者の違いがでるところだ、というような言い回しで書いたと思う。

しかし、いかんせん今年は田圃のことで頭がいっぱいだった。水のことやら草のことやら・・・

やはり改めて思うのがいっぺんにいくつものことを同時にするのはとても難しいということ。

着実に、一つずつ、じっくりと。来年の抱負にしようかな。

話はもどって、ブルーベリーを庭に植えたいというお客さんは多く、庭植えブルーベリーのマネージメントをしてみたいと常々思っていた。

その庭植えブルーベリーの成功例がここにあった。

一年でここまで大きく育つことができれば庭でもブルーベリーを楽しむことが十二分にできるだろう。

マーケティングプロデューサー 平岡 豊 氏

先日、福岡県減農薬減化学肥料栽培認証(通称F認証)の認定期間である福岡県農業振興推進機構の勉強会に参加してきた。

この日のメイン講師であったのはマーケティングプロデューサーの平岡豊氏。

この勉強会の趣旨はF認証における販売戦略というものだったが、参加者のほとんどが生産者であり、これまで販売戦略ということに意識を向けていない方がたが多かった。

講師の話は、生産者でもこれからの農業は販売にも重きをおかなければならない、ということだったのだが、やはりずっと前から農家をしていると自分で作った農産物を自ら販売するということを不得手として、はなから販売についてあまり考えない傾向にあることを感じた。

平岡氏の講演はむしろ私にとってはためになる話が多かった。

たとえば、お米の販売方法についてだが、今ではスーパーでとても安く売られているのに、同じように値段を表示して販売するのではどうしても競争に勝てない。

しかし、これを1日のお米を食べる量で表すと・・・

我が家では、祖父母と私の三人で一日に5合のお米を食べる。

5合は750gなので1kg600円のお米で換算すると450円になる。

これから1日(3食)における1人あたりのお米は150円になる。ペットボトルのお茶1本分だ。

缶コーヒー1本でもあれば2食分のお米になる。・・・安いではないか!

これが仮に1kg400円のお米であれば1日に300円。

一人当たりに換算すると100円。

これまた1食分で比較すると農業福島園のお米が50円に対し、1kg400円のお米が33円になる。

1食12円の差。

以前、車が1km走行するのにいくらかかるのかを車体代、燃料代、車検代、税金、メンテナンス費等を含め試算したところ、20円前後かかっていることになった。

車も乗るが、お米も毎日食べるもの。

一日12円あがったからといって生活が苦しくなるかといえば、そんなことは無いのではないだろうか。

だから、お米の値段表示には1食50円と表記すべきだ、ということ。

ちなみに、数年前からはやりだしたパックライスというものがある。

1食分がすでに炊かれた状態でパックしてあり、チンすればすぐに食べられるというご飯。

1食分は200gのご飯で、お米に直すと2.5分の1=80g。これが3食で200円。

240gのお米が300円。これは10kgのお米が12500円の計算になる。これぞお米マジックだ。

話はそれたが、これからの農業は販売もできないと難しいですよ、といった話だった。

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