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2011-12

祖母の昼ごはん

私は、昼は祖母に、夜は母にご飯を食べさせてもらっている。

新築の母の家は気密がよく、玄関から風呂場まで満遍なく暖かい。

祖母の築45年の日本家屋は居間が北向きで薄暗く隙間風が絶えない。

それぞれの家でご飯をいただいているが暖かいというのがこれほど有難いことなのかつくづく思い知った。

それはさておき私の祖母、サヨ子ばぁちゃんはすでに70後半の後期高齢者。

すでに弟も妹もデイケアサービスに通っている中、自分は毎日孫と夫のご飯の支度をしている。

認知症の症状には味付けが濃くなるという場合があるらしい、と聞いた。

それがなんだか最近は祖母の作ってくれるおかずの味がどうも濃くなっているように思う。

それもそうだ、もう引退してもいい年齢なのかもしれない。

今まで自分とコミュニケーションを取りながら食事をするのもボケ防止にいいか、などと安易に考えていたが、ご飯を作るということだけでも相当な負担になっていたようだ。

もう自分のご飯は作らなくていいよ、といいたいが今度は母に頼むのももうそろそろ自立したいとも思う。

そんな矢先に今後の生活が変わることが起きた。

すべて万全のタイミングだったのかもしれない。この世に無駄なことは起きないとでも言わんばかりだ。

トーミ

img_5874トーミとは漢字で書くと唐箕。

風の力を利用してごみを吹き飛ばし選別するための道具。

この原理は今の稲を収穫する機械などでも応用されている。

写真は祖父がまだ大豆を作っていたころ、およそ30年ほど前のものだそうだが、ほとんど使っていなかったというだけあってきれいなものだ。

今年の大豆の選別に活躍した。

来年、ある程度本格的に栽培するのであれば、収穫機械が必要になる。

今年、10kg程度の大豆を収穫するのにとてもてこずった。

機械のありがたさを改めてしった。

ミナミノカオリ

  • 2011-12-24 (土)

今日は菊池の農家さんのところまで小麦の種をもらいに行って来た。

たった3kg。

しかし今年これを播き、来年の5月に収穫することができればその年の秋にはもっと大きな面積で栽培が出来るだろう。

以前のブログではユメチカラという品種を栽培してみたいとかいていたが、農協に問い合わせてみたところユメチカラは北海道から外には種を出さないようにしているらしい。

県産米の夢つくしのようなもの。

ブランドを守るためだ、しかたない。

そこで、教えていただいた方にいまさらながら電話し、分けていただいたというわけ。

数日中には播きたいところ。

伝えることの重要性

カンブリア宮殿を見た。

今日はパティシエ。

海外修行の経験がないパティシエのチョコレートが最高の評価を得たそうだ。

そのパティシエは相当なポジティブ自立であり、だれもそのポジティブさを見習えというわけではない。

出てくる経営者はだれも真似できない人ばかり。

そりゃそうだ、だから一流の人になっている。

真似をする必要はない。

しかしいろんな勇気をもらう。

今日のパティシエが言っていたことで心に残ったのは「最高のお客は自分」であり、自分が望むものを追求すること。

そして伝えることの重要性。伝えるのは自分が追求したものについて。

簡単にいうとそんなところか。

そこで今日した仕事について私が感じたことを伝えようと思う。

今日は小麦を育てるために田んぼを耕起したのだが、麦を蒔くまでに考えないといけないことがいくつかある。

麦は水はけの良い畑に向く作物だ。

そのため、水を溜めることが前提である田んぼではそもそも不向きなのである。

そんな田んぼで麦を育てるための技術に弾丸排水という作業がある。

地中をこぶし大の直径の鉄球を引っ張って穴を貫通させることで、水の抜け道を作る作業。

祖父がその昔に麦を作っているころに使用していた道具があるのだが、倉庫の奥にしまいこんでいた。

それを引っ張り出し、何とか使えないかと試みたがトラクターとのジョイントの部品など、今日中にはそろいそうに無かったためこの作業はとりあえず断念した。

その代わりに田んぼの表面を水が流れやすいように溝を作ることで溜まらないようにしようと代替技術を考えたり・・・

結局は今日はとりあえず普通に耕起するだけになった。稲藁が麦の種まきの妨げになることと、一度土を起すことで田んぼが乾きやすくなるから、とりあえずは。

これらの新しいことにチャレンジすることはとてもワクワクする。

自分でつくった麦で焼いたパンが食べたい。ただそれだけ。

田んぼを見ながら焼きたてのパンを想像している。なんともワクワクする。

農薬や化学肥料を使わなくても、収量は少なくなるだろうが麦は作れると知ったからには自分で作らずにはいられない。

絶対おいしいだろうな、なにもパンを焼く技術など知らないが勝手にそう思う。

そんな思いで小麦を作りたいと思います。

今年は種を蒔くところまで出来ればいいかな。

来年は自分で食べれるだけの小麦が出来ればいいかな。

再来年には欲しいという方に渡せればいいかな。

その先は、周りが決めてくれるだろう。求められるようであれば答えるまで。

今年は私の小麦栽培元年にしたい。

大豆

e5a4a7e8b186efbc92やっと大豆を収穫しました。

あぁこんなのがあったらいいな

あぁこんなのがあったらいいな

気軽に行ける田舎

「ただいま」といって行ける農家

時間の流れを超スローにしてくれる空間

牛や馬がいてのんびり夕日が暮れていくのを眺めていられるところ

本当においしい野菜や米、パン・・・酒

煙の匂いですら癒してくれる

そんな空間があったらいいな

アグリスクール終了

全4講のアグリスクールが終わった。

しかし、講義が終わったところで12月10日の食と農のシンポジウムで意見討論会があったり3月には農協主催でなにかあるようで、そこが今回の集大成となるようだ。

これらには一部の学生が出る。

そもそも4講のうち4講とも出席した学生は一握り、数人だろう。

今日のアグリスクールの最後に一人ひとり感想を述べてくれた。

何かを感じ取ってくれてはいるのだがみな思うように感じたことを言葉に出来ていないようだった。

それにしてもいささか安直な感想もあり萎えるときもあった。

なにはともあれ自分自身に大きな気付きがあった。

それはほぼ即席で学生に考えてもらったプロジェクト発表の内容にある。

e3838de382afe382bfe383aae383b3e4bd93e6938d学生だからという感性ではないように思う。異業種を目指す彼らだからこその感性なのかと。

写真はネクタリンというマイナーな果物をどう売り込んでいくかという点をネクタリン体操と題してその果実の有用性を表現しつつ、健康増進に寄与する、というアセロ○体操のパクリだが発表している本人は至って本気だった。

彼の熱意に私も本気でまんざらではないと感じた。

e38282e38190e38289e381bfe3818be38293e382b7e383bce383ab学校給食にみかんを出荷している農家のみかんをどう売り込むか、というプロジェクト。

ペイントで書いた農家の顔が意外に似ていて本気で欲しくなった。

この顔のシールを集めるという子供目線の販売戦略。

ここのみかんは今年も本当にうまい。

ものがいいので一度食べたらここのみかんを欲しくなるだろう。その時にこのシールが袋に入っていたらまず忘れることは無いだろう。

この写真のプロジェクトは幼稚にも見えるが発表そのものはコストなどの普段なら言い訳にしそうな思考を除外すると本当に面白かった。

あとは実際にそれらの方向性で農家自身が行動に移すだけだと感じた。

私はなにか大きな気付きをもらった。

面白い可能性は農業には無限大に埋もれている。

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