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2012-02
赤飯
- 2012-02-28 (火)
- 料理
今度の百姓三昧だよりには2枚目のコラムにもち米の食べ方として赤飯を提案してみることにした。
そこでさっそく母親に赤飯を炊いてもらったらところ出てきた、赤飯のしょうが焼き定食1500円。
祖母のサヨ子おばぁさんは赤飯には1割ほどのうるち米を混ぜるようだがこれは100%もち米で、炊飯器で炊いた。
もちを搗くときのもち米は蒸す“おこわ”なので、それとはまた違う食感。
もち米はうるち米に比べだんぜんもちもち感が違い、噛めば噛むほどという表現がぴったりあてはまるくらいよく噛んで食べたくなる。
普通のしょうが焼き定食だと肉でご飯をかき込みたくなるが粘りのつよい赤飯だとかき込むと逆に食べにくいのかもしれない。
それぞれの味を楽しみながら個々の食材を味わえた。
昔の学校給食では三角食べをしろと教えられていたが、今ではそれぞれの料理を味わうにはコース料理のように一品ずつ味わって食べる食べ方が我が家の主流になっていることを添えておきたい。
赤飯の炊き方は今度の百姓三昧だよりに載せる予定。
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梅の開花遅れる
2009年4月14日の様子、「4月の陽気」。
今年はNHKの報道でもあったがどうやら梅の開花が全国的に遅れているそうだ。
去年も寒かったが2月25日には7分咲きと書いている。
今年の祖父の庭にある梅の現状はこれ
あとどれくらい先で咲くのだろうか。2週間ちかくかかるのだろうか。
今では祖父の体がうまく動かなくなって手入れが行き届いていない。
自分も庭木の剪定に興味がないわけではないが、祖父が思いを込めた庭を私が好き勝手にするわけにはいかないと、なにも手伝っていない。
時間がないといういいわけも出来るところだが。
先日、シルバー人材派遣センターに剪定を頼んだ。
費用は私が持つ予定。
せっかく立派な庭と寒いが立派な応接間があるのだから将来的にはこれを利用したカフェなんて、いいんじゃないかな。
いつでも壊すのは簡単だ。
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二十四節季 雨水
百姓三昧だよりゆったり作成中。
季節の記事としてなにを入れようかと悩んでいると、先日配達先で立春など節季について教えてもらった。
もとより日本のそういった季節に関する事象について勉強したいとは思っていた。
今回のニュースレターで書くとすれば、二十四節季中第2にあたる【雨水】
雪が融けて水になるさまからきているそうだ。
転じて農耕を始める準備をする季節でもあるとされている。
はてさて、春の作付けに向けて準備をしなければいけないというとだろう。
阿蘇でトマトを作っているときはちょうどこのころが5月に定植するために種を播く時期だったな。
温室があってこその時期だということを思うと、本来の時期より2ヶ月は早いのではないかな。
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農業福島園のルール
- 2012-02-20 (月)
- my哲学
ウェブサイト上では当園のこだわりとして私の気持ちを載せている。
しかし、それとはまた違う、私なりのルールを据えておこうと思った。
というのも・・・と、そう思うように至った理由を書こうと思ったが、3日前の日記にそのルールの下書きを書いているのだが、なぜそれを作ろうと思ったか忘れてしまった。
とりあえず、ココに記すことで留めておこうと思う。
①自然を感じること
②気持ちを入れないこと
③感謝すること
まぁなんだかこうしてみるとルールといえるのかどうかと思ってしまう。
自然を感じることとは啓発のつもりではない。自然を感じて作物と向き合う。
自然が感じられない作物は作らない。
自然が感じられない売り方もしない。
次の気持ちを入れないということだが、よく「こだわり」という言葉を耳にする。
こだわって作るものは良い物になる。それは間違いないのだが、作物というのは植物なので育てるというか、、、「作る」というものではないと思う。
自然には感情というものは無い。
暖かい日差しは安らぎ、はたまた嵐を怒りという感情をあてることはあるが、それは人間の状態を当てはめたものだと私は思う。
天候としての自然も植物という自然の一つも同じく感情を持たない。
作物にも感情がないなら人がそこに感情を入れるのはおこがましいのではないのか。
まぁいろいろと捉え方はあるが、今の私にはそう思える。
では最後の感謝するというのは気持ちを入れることになるのではないかとも思うが、まぁそこらへんが突き詰めればややこしくなるので今日のところはこの辺にしておく。
また、本当にルールというものを自分に作るのであればこれもまた一つの参考にしようと思う。
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なるようにしてなった結果
- 2012-02-16 (木)
- 書籍
知人から本を借りた。まだ読み終わっていない本がいっぱいあるのに。
前述のカンブリア宮殿にでてきた「カーブドッチ」、落希一朗さんの「僕がワイナリーを作った理由」。
その理由とは、「ごまかしのないワインをつくりたかった」である。
私が農業福島園をつくった理由、それは「農薬や化学肥料の使っていないお米が作りたかったから」
しかしそれは始まりのきっかけに過ぎなかった。
もし、私が本を書くとすれば、そんな始まりになるだろう。
この本と出会ったのも、出会うべくして出会った気がした。
カンブリア宮殿でおおよそを知っていたつもりでいたが、あの番組一つではカーブドッチ、落希一郎の良さは伝わらないということか。
この本からきわめて短い一節だが個人的にはこれを紹介したい。
「食の質向上はシンプルな売買の仕組みから」
という題で食の安全性について説明されている。
安全・安心はどうして揺らいだのかというと、食べ物が生産されてから食べる人に渡るまでにいくつもの会社をわたっているから。
途中で加工される場合など特に末端のことなど気にせずに「販売」のためにいろいろなものが添加される。
作る側も食べることよりそれを卸す側に気に入られるものを作る。
(イチゴの品種改良も表面がある程度硬いものを選抜するように品種改良されているのは、都市圏への輸送に向くため。)
買う側はいろんなところを流れてきた食品の中身が見えてこない。
自分で作ったものを自分で売る、これが一番。
昨年は自然食品などの会社にお米を卸すこともやってみたが、改めて自分で売るのが一番であると感じたばかりであったために、このことは実に腑に落ちた。
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「百姓三昧だより」もう少し遅れます
- 2012-02-15 (水)
- ニュースレター
今日は水曜日、宗像市と福津市の配達日。
おかげさまで安定したご注文いただいており、ただただ感謝。
ウェブサイトでもお知らせをしたとおり、ミルキークイーンが残しわずかとなりました。
夢つくしもあと3週間ともたず、完売する見込みなのでヒノヒカリに変わる予定。
これらのお知らせを兼ねてたよりを出そうと思いました。
とはいっても肝心の内容を作ることも簡単ではなく・・・
なにより一番難しいのはいつも自分の気持ち、ポテンシャルを維持すること。
毎晩パソコンに向かい、百姓三昧だよりに意識を向けるのだがどうしても今度のお知らせを出すには緊迫感が無いために集中が続かない。。。
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床土搬入
- 2012-02-13 (月)
- 水稲
ぼかしはまだ熱が上がっている状態で、本来ならば完全に発酵しきったとは言えない。
しかしまぁおおよそいいか、っといった感じ。
ぼかしはすべてブルーベリーの畑に散布した。
1本あたり両手ですくって3杯程度を株の根から少し離して円形に散布した。
そして昨日、今日が雨と予報で出ていたのでそそくさと田んぼから苗床用の土を持ってきた。
今まで3年間、田んぼの土を持ってきて乾燥させていたが今年は取り掛かりが早い。
2009年には3月末、2010年は4月17日、2011年は4月5日。
今年は2月12日。
というのも、今まで苗作りに苦戦しているから、今年は早めに用意して、1ヶ月早めに試し播きをしようと思っているからだ。
田んぼの土を使うからうまく苗を作れないのかなぁっと考えていたがそんなはずはない。
なにかしらいい方法があるはずだと思い直し、田んぼの土で苗をうまく作る方法を模索する。
天草の大先輩農家さんは、昔は山土を持ってきて自家製で作っていたそうだが、作付面積も増え手に負えなくなったと言っていた。
今では有機として認定された専用の土を買っているという。
手を抜けるところは抜く、それもまた続けていくには必要なことだ。
自分の場合はまだそこまでではないし、そのまえに苗作りについてもっと経験を積む必要がある。
だからこそ1年に1回では少なすぎるのだ。
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ぼかし発熱中
- 2012-02-05 (日)
- 微生物
先月仕込んだ米ぬかぼかしが発熱しだした。
今年は原材料は米ぬかのみ。
普通ならば発酵用の元菌を入れるのだがその菌でさえ特別なものは入れていない。
今まで何度かぼかしを作ってきて失敗もしてきたが、EMぼかしやら土着菌やらといろんな菌を使ったぼかしを聞くが、そもそも植物の表面には酵母菌など独自の菌が着いてる。
その菌を差し置いて菌を入れる必要があるのかと今まで感じていたが、果たして米ぬかについている菌で温度があがる好気性菌があるのか不安でもあった。
ぼかし肥料の”ぼかす”とはそもそも菌の発酵をもってたんぱく質を分解し、植物が利用しやすい形にすることが目的である。(目的であるはずである)
であれば、米ぬかを発酵させるなら米ぬかの菌で良いはず。が、いいはず。
我が家に来てくれる方は布がかかったぼかしの山を見てもなにも触れないが、手がぬかくさくなってもいいならぜひこの米ぬかに手を突っ込んでもらいたい。
発酵の面白さを体感して欲しい。
まぁとはいってもこのぼかしは田んぼには入れず、ブルーベリーの畑に播くか、野菜に使う予定。
今年からすべての田んぼは無肥料。間違いない。
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小麦、発芽
- 2012-02-02 (木)
- 麦
さてさて、昨年の末に播種したパン用小麦「ミナミノカオリ」が発芽してきた。
この寒い中でも他の草より先に発芽してくれるのは麦という植物のすごさとでもいおうか。
しかし、そのままでは後発の雑草に負けてしまうのでそこは手助けが必要になる。
もう少し大きくなったら中耕除草、つまり麦と麦の間を耕運機で耕すわけ。
その後、麦が大きくなるにつれてまた中耕する際に土を跳ね上げ、麦の株元にかかるように耕運し、除草する。
後は麦秋をまち、刈り取るだけ。
肥料も農薬もなし。実に簡単ではないか。
そもそも麦は赤錆病がでるから無農薬が無理だという声があるが、それは収量を上げるために化学肥料をたんまりとやるからであって、原因と結果は稲とかわりがない。
しかし、稲が無肥料でもあるていどの収量が得られる理由は大量に流れ込む水のお陰であるとするなら、麦が肥料が少ないと育ちにくいといわれるのも分かる。
今年は無肥料で麦がどの程度育つのか確認できればいい。
そのためにも、草が生えてきて育たなかったという結果では意味がない。
くれぐれも中耕除草のタイミングを損なわないようにしたいものだ。
あと、麦踏も。
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