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2015-04

ブルーベリーの花

BB花

4月中旬になり、菜種梅雨なのか、雨が多い日が続いている。

私が大学3年の時に、研究室のブルーベリーの花が、満開の時期に4日間雨が降り続いたことがあった。

この時開花した花の多くが病気にかかり、腐敗して実がなり止らなかったということがあった。

一番の原因は多湿による雑菌の繁殖なのだろうが果たして殺菌剤を散布することであの時の被害は防ぐことができたのだろうかと今でも思う。

根本的な原因は多湿ではなく、腐敗する原因は望まない菌が繁殖してしまう植物側の問題もあったのではないかと。

もちろん多湿という環境が腐敗菌の繁殖しやすい環境であることには間違いなく、腐敗したのもそもそも柔らかい花弁からだったので、4日間も雨が降り続くという普段ではない環境のため、病気にかかるのも仕方ないと思える。

しかし、こういう病気の場合、大抵は肥料が原因であることが多い。

ブルーベリーは酸性土壌を好み、研究室のブルーベリーはバークチップを大量にマルチングしていたので有機物の分解のために窒素を必要とする。

そのため、大量の硫安を散布することが多いが、その副作用が植物体の軟化ではないかと思う。

もともと軟らかい花弁が、さらに長雨で弱くなり、病気が入ってしまうのではないかと・・・雨が続くと昔のことを思い出す。

 

雑草という神草

ホトケノザ春になると自然と育ってくる草、一般的には雑草と呼ばれる。

写真のホトケノザも神妙な名前がついていながら春の野草であり、雑草と呼ばれることもあるだろう。

手に持っているものと、その隣に生えているホトケノザは同じものでも葉の大きさ、色が全く違う。

これは、ブルーベリーの畑に播いたぼかし肥料を吸って大きくなったものと、そうではないものの違い。

ぼかし肥料をブルーベリーの樹の周りに撒いたところ、野草が大きく育ち、その効能を教えてくれている。

野草

一概にこれがいいことであるとは思わないが、確かに効いていることは確か。

なぜ一概にいいことであるといえないかというと、こういう育ち方をした植物は体が軟弱で病気や虫が入りやすい。

そのため、目的であるブルーベリーの樹からは少し離して散布する。

そうすることで、周囲に草が生え、土を肥沃にしてくれる。

最大の目標は土自体が肥えることで、どんなものでも育ちやすい環境にすること。

だからブルーベリーから少し離すところに散布すれば、そこに向ってブルーベリーの根が伸びていく。

この畑も昨年は一面西洋タンポポが群生していた。晴れた日には黄色一色だったが、今年はホトケノザとオオイヌノフグリとタンポポの3色だ。

毎年、この春一番に伸びてくる草の種類が変わってきていることに驚く。

というのも、去年タンポポが群生した時、花が終わり一斉に綿を飛ばしたが、だからといって今年も同じようにタンポポがいっぱい咲くわけでもない。

タンポポの前の年が一面ホトケノザで紫一色だった。

毎年、春一番の草の種類が変わってきている。

これは、そこの土に今必要な養分を補うのに一番適している植物が生えるということ。

耕作放棄した畑がセイタカアワダチソウに覆われ、さらに放置しておくと樹が生えてきて森になることからも、植物はその地に合わせて種類が変わってくることが分かる。

感覚で伝わってくる野草の役割。

はて、自分の役割は・・・

 

 

 

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