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書籍 Archive

なるようにしてなった結果

e58699e79c9f知人から本を借りた。まだ読み終わっていない本がいっぱいあるのに。

前述のカンブリア宮殿にでてきた「カーブドッチ」、落希一朗さんの「僕がワイナリーを作った理由」。

その理由とは、「ごまかしのないワインをつくりたかった」である。

私が農業福島園をつくった理由、それは「農薬や化学肥料の使っていないお米が作りたかったから」

しかしそれは始まりのきっかけに過ぎなかった。

もし、私が本を書くとすれば、そんな始まりになるだろう。

この本と出会ったのも、出会うべくして出会った気がした。

カンブリア宮殿でおおよそを知っていたつもりでいたが、あの番組一つではカーブドッチ、落希一郎の良さは伝わらないということか。

この本からきわめて短い一節だが個人的にはこれを紹介したい。

「食の質向上はシンプルな売買の仕組みから」

という題で食の安全性について説明されている。

安全・安心はどうして揺らいだのかというと、食べ物が生産されてから食べる人に渡るまでにいくつもの会社をわたっているから。

途中で加工される場合など特に末端のことなど気にせずに「販売」のためにいろいろなものが添加される。

作る側も食べることよりそれを卸す側に気に入られるものを作る。

(イチゴの品種改良も表面がある程度硬いものを選抜するように品種改良されているのは、都市圏への輸送に向くため。)

買う側はいろんなところを流れてきた食品の中身が見えてこない。

自分で作ったものを自分で売る、これが一番。

昨年は自然食品などの会社にお米を卸すこともやってみたが、改めて自分で売るのが一番であると感じたばかりであったために、このことは実に腑に落ちた。

現代農業

img_4218定期購読していた農業関連のものが二つ。一つは辞めてしまい一つは今も購読している。

その一つが農業新聞。1年間購読していたが、読む暇がない。たまに読もうと紙面を開いてみても3分の1が広告。

もう一つが現代農業という月刊誌。

定価800円。これも同じく読む暇はないのだがやめようという気にならない。

夜な夜なたまに開いてみると出てくる知恵の数々にページを送る手が止まらない。

この雑誌は農山漁村文化協会というところが発刊しているのだが、この協会でだしている書籍がインターネットを使い、検索・閲覧できるシステムもある。

年間24000円するのだが今まで発刊されてきた現代農業にとどまらず、多数の書籍の内容も閲覧できる。なにより数ある知恵や技術をしるのに、検索してたどり着くことができることがすばらしい。

書籍では毎月送られてくることに目を通していいなと思う記事があったとしてもいざ必要になり、思い返して本を探すのだがどの号に載っていたのかがわからないことがしょっちゅうだった。

農業は一人ひとりやり方が違う。知れば知るほどためになり自分の農業のグレードアップが見込まれる。

やりたいことは山々だが、今は目の前のことで手いっぱいなので現代農業は送られてきたビニール袋に入ったままのことが多い。

母もニュースレターのネタを探すのに現代農業を読んだりしていたが、これは別に農業者だけが読むための本ではない。

いろいろな季節のこと、植物のこと、料理のこと、ガーデニングにも応用できる防虫や病気の予防などなど。ありとあらゆる生活の知恵とでも呼べる技術が満載だ。

しかしまぁ同じような内容の場合もあるが仕方がないだろう。ネタを探すのに必死だと思う。

リアル仕事力

久しぶりに本を1冊読みきった。たぶん1冊の本を読みきったのは2年ぶりくらいだろうか。

大学4年のころからあまり暇が無くなって、ちょくちょく本を買ってはいたが読みきるまで続かなかった。

最近になり、だいぶ余裕も出てきたのか、寝る前や昼休みにちょこちょこっと1冊の文庫本を読んでいた。

1冊といっても200ページにもみたない小さな1冊。「リアル仕事力」

この本は父からのプレゼントだが、今の自分にぴったりということなのか。

この本は21に分けられる仕事の“ちから”について一つずつ掘り下げている。その一つが「生まれと育ちの力」であるが、たぶん父はまさにこの力について自分に言いたかったのではないかと思う。

「今の私」を形作っているものはなにか。

それは持って生まれた遺伝子によるものなのか。それとも幼児期の体験などによるものなのか。

科学的に結論付けられたわけではないが、生まれは育ちを通じて発動するのではないかという見方が紹介されている。

つまり、遺伝的に刷り込まれた性質は育っていく過程で発動の仕方が変わる、と個人的に解釈した。

自分の母親は、毎日重労働をしてくたくたで帰ってくる祖母を見て、百姓の家より普通の家のほうが良い、と思いながら育った。

しかし、普通の家で育った自分はのんびりした百姓の家が良く見えて育ち、代々百姓として受け継がれた福島家の遺伝子が発動した、と。

捉え方はいくらでもあるが、そう捉えていたほうが自分にも有利なので勝手ながらそう思っていることにする。

実際、私の父がどういう意味でこの本をプレゼントしてくれたのか、(本当はただ単にその他の仕事力について知って欲しかったから)かわからないが、久しぶりに本を読みきった清々しさがなんとも快感だった。

ハウストウモロコシ

img_2972先日、4Hクラブの会長さん(24歳)の栽培するハウストウモロコシ(スイートコーン)を見学させてもらってきた。

あと1週間ちょっとで収穫できるようになるだろうとの事だった。露地物に比べ、実は小ぶりだが時期が早ければ単価はむしろ高く売れる。2000本近く収穫できるらしいが、その全てを数件の産直で売り切れるだろうとのこと。最近では産直ブームもあって、各地で直売所ができたため、直売所にのみ農産物を卸しているという農家も少なくない。

産直に農産物を出荷して売り上げを上げるにはそれなりのコツがいるようだ。周りの人とかぶらない農作物や同じようなものでも時期をずらすなど。5月にトウモロコシを出す人は少ない。露地物のでてくる6月・7月になると値が下がってくる。

img_2971これがトウモロコシの雄花。一番てっぺんの風を受けやすいところに咲く。ここから花粉が落ちて、トウモロコシである雌花の柱頭に受粉する。トウモロコシの先端にあるもじゃもじゃした毛のこと。

受粉しないとトウモロコシの実は入らない。しかし、この雄花の花粉に虫がつきやすく、ここから虫が下っていき、トウモロコシの中に入り、商品価値がないものにしてしまう。

雄花が咲き、受粉を終えたら雄花は切ってしまう。(写真、手前の先端は切ったあと)

それに、トウモロコシは乾燥地帯で育つイメージがあったため、水はそれほど必要としないと認識していた。しかし、実際は花が咲く頃は水びたしになるほど、灌水してよいという。

一番実が太るときの水は実を膨らませてくれるのだろう。

ぼかし乾燥

img_26481ソメイヨシノが5分咲きといったところか。数日前にはすでに福岡市の方では満開といっていたが、やはり宗像は寒いのか、八幡もすでに8分は咲いていたようだった。

昨日、一昨日より寒のもどりとなり、朝はだいぶ冷え込んだ。日中は日差しが暖かく、空気が乾燥していたため、水稲用のぼかしを乾かすことにした。ぼかしは微生物の塊なわけで、日光に当てると殺菌されてしまうという人もいる。

本当のところはどうかはわからないが、数日暖かい日が続いたためか、ぼかしが腐敗ぎみになってきたため天日乾燥させてしまい、保存することにした。仕事の都合上ぼかしふりは後日。先にブルーベリーのマルチを広げてしまいたい。

庭いっぱいに広げたのだが、もう2枚分は広げられるほどあった。しかし、これを2町7反の田圃(8100坪)にふってしまえばわずかなもの。

現代農業

現代農業。定価800円。復刊第750号が2009年4月号。月刊誌なので単純計算62年以上になる。

書かれていることは農家それぞれの知恵集といった感じで、それぞれの農家の栽培技術が惜しみなく紹介されている。

現代農業の良いところは栽培技術だけにとどまらないことだ。自然の事や、健康の事、料理の事などいろいろ。

これらのことは、昔から伝わる生きるうえでの知恵であり、なにも農家だけに言えることではないことがたくさん紹介されている。毎月400ページ近くもの記事を見つけてくるのも大変だろうな、などと一人で心配してしまうくらいだ。

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