農業実践サークル『ファーマーズ』


3月19日、母校である旧九州東海大学(現在は東海大学に編入)の卒業式があり、一つ下の後輩が卒業した。

翌20日、在学中に参加していた農業実践サークル『ファーマーズ』の総会・送迎会があった。総会はその年の1年間の栽培プランを発表し、OBらの意見を仰ぎ検討するために行っている。

総会に合わせて、卒業生の送迎会と1年に1回となるOB会が兼ねて行われる。自分が卒業して1年たち、OBとして参加できることを楽しみにしていた。

送迎会では、自分のしらない1年生の後輩らが、先輩たちが卒業していくことの不安や感謝の気持ちで号泣する場面もあった。そして、また1年後にこうしてみんなが集まり、笑いも涙もありながら酒を飲む。最高の仲間たちがここにいることにとても感謝する。

ここまで卒業後も集まれる仲間でいられるのは、ただ一緒に活動してきたというだけではないからだと思う。他のサークルとは違って、ファーマーズは畑の作業を中心に、それぞれの生活が相互に関わりあっていたからだろう。
野菜を育てる、動物を飼うということは常に生活に密接に関わっている。土曜も日曜も関係がなく、お互いに助け合いながら生活していた。だからこそ、先輩の卒業に感謝の涙がでる。

まだファーマーズは7年目。今後、ずっとファーマーズが活動していき、多くの卒業生を排出していくことを切に願う。