どうやら最近エコブームの一つなのか、薪ストーブが人気らしい。
ナフコでは薪が一束600円程度で販売されている。なんという時代か。
といいつつ我が家にストーブがやってきた。
このストーブは自分の父方の祖父が北九州で建具屋を営んでいたときに作らせたという年代物もストーブだ。
古いとはいえ、すごく使いやすい、機能的なストーブなのだ。
薪はやかんが乗っているところから入れるのだが、ここより下には穴が一つもない。なので灰が落ちない。
空気の入り口は同じ天板に筒状の空気口がある。この空気口のあけ方で火の調節ができ、ふさいでおくと自然と鎮火する。
小さい頃、建具の工場(こうば)でこのストーブの空気口にコーヒーの缶が乗っているのをよく見ていた。
祖父から父へ受け継がれ、そして孫の私の家に来た。
土間の周辺を一掃したついでに真ん中にデンっとストーブを設置、煙突を取り付けた。
早速焚いてみるとちょっと薪をくべすぎただけで暑いくらいだ。
テーブルも新しいものをもらったのでここでストーブにあたりながら談話できる最高の場所ができた。
投光器の光もあたたかく、とてもいい雰囲気。テレビがあれば居間になってしまいそう。