日本にはすでに数多くのブルーベリー生産者によるチーム(勉強会や生産者団体)が存在する。
そのなかでも自分が所属する宗像ブルーベリー研究会は紆余曲折の最中だ。
会員さんとの話しのなかでは、福岡の北部では未だブルーベリーの大きな産地が形成されておらず、できることなら宗像といえばブルーベリーといわれるほどに産地化したいという。(県南の八女や久留米周辺では産地化が進んでいる様子)
しかし、産地化といえど熊本や大分の産地を見る限りでも我が宗像におけるブルーベリー栽培の技術は2歩も3歩も遅れていると言わざるを得ない。
そこでやはりお互いの親睦を深めることを第一とし、まず今の季節である剪定から技術の向上をはかろうと思い勉強会を設定した。
ところが中々会員が集まらない。結局集まったのは自分を含め5人と見学先として訪れた1会員。
さらに、ブルーベリーの品種や作り方、考え方までもまちまちだ。
剪定の勉強会といえどどう切ればよいのかという答えは結局のところ出てこない。
ポット栽培をされている風の丘農園の樹をお借りし、1本を自分流に剪定してみた。
この切り方が今年の生育や来年にどう影響してくるのかを見ることでお互いに確認しあうことにした。
写真上が剪定前、下が剪定後。
あまりにばっさり切られたため、園主のNさんはちょっとびっくり・・・!?