先日(1月22日)に以前より行こう行こうと思いつつなかなか行かなかった農家レストランへやっと行って来た。
ここの社長さんとは以前より有機農業研究会で顔見知りであったが、奥さんとは初対面であった。
以前から勝手にニュースレターを送りつけていたので、自分がどういう人間かは大まかに知っていたためか、初対面にしてあるプロジェクトの勧誘を頂いた。
それは、玄海地区にある旅館やホテルなどから排出される生ゴミを主原料にぼかし肥料を作るプロジェクト、むなかた にぎわいエコプロジェクトである。
このプロジェクトで生産されたぼかし肥料を用い、野菜の栽培試験をしてほしいとのことだった。
もちろん、こちらとしてはいろいろな作物を作る上で、いろいろな肥料をためしたりしてみたいと思っていたため、進んで使わせてもらうことにした。
今は県からの補助事業のため補助金がでている。現在はまだ実験段階だが、この肥料生産がうまく機能すればとても良い環境循環型社会の一つが構築されることになる。
しかし、生ゴミをぼかし肥料にするまでには、多すぎる水分を乾燥させる必要があるし、度々撹拌しなければいけないことから多くの人件費もかかる。
これらのコストを捻出するにはぼかし肥料20kgで2000円という値段をつけないと採算が合わないと言われた。
この肥料を使うことで得られる野菜に2000円という原価がかかるのはとても難しい問題だ。
今回施用してみるこの肥料は、現段階では試験的な取り組みなため、結果を報告する約束で無償で5袋いただいた。
これから春にかけて作付けする予定であるジャガイモやダイコン、ほうれん草などでぼかしを使ったところと、使っていないところで試験してみる予定である。
もし、家庭菜園などで肥料をお求めの際はどうぞお問い合わせ下さい。この肥料を使って、宗像の循環型社会に貢献してみませんか?