小麦、発芽


e9baa6e799bae88abdさてさて、昨年の末に播種したパン用小麦「ミナミノカオリ」が発芽してきた。

この寒い中でも他の草より先に発芽してくれるのは麦という植物のすごさとでもいおうか。

しかし、そのままでは後発の雑草に負けてしまうのでそこは手助けが必要になる。

もう少し大きくなったら中耕除草、つまり麦と麦の間を耕運機で耕すわけ。

その後、麦が大きくなるにつれてまた中耕する際に土を跳ね上げ、麦の株元にかかるように耕運し、除草する。

後は麦秋をまち、刈り取るだけ。

肥料も農薬もなし。実に簡単ではないか。

そもそも麦は赤錆病がでるから無農薬が無理だという声があるが、それは収量を上げるために化学肥料をたんまりとやるからであって、原因と結果は稲とかわりがない。

しかし、稲が無肥料でもあるていどの収量が得られる理由は大量に流れ込む水のお陰であるとするなら、麦が肥料が少ないと育ちにくいといわれるのも分かる。

今年は無肥料で麦がどの程度育つのか確認できればいい。

そのためにも、草が生えてきて育たなかったという結果では意味がない。

くれぐれも中耕除草のタイミングを損なわないようにしたいものだ。

あと、麦踏も。