今日は環保研の北九州現地勉強会の打ち上げと称してメンバーの中心地ということで折尾で食事をしてきた。
打ち上げといっても私ら夫婦と宮若の農家さんと若松の方、4人。
いろいろな話しが聞けたが二人とも知識人だ。
今日一番の言葉は「味噌くらい自分でつくらな。」
というのも、宮若の農家さんは自家製の味噌を240kgほど仕込み、お得意様に配っているそうで、
冬の農閑期は宗像の酒蔵で酒造りをしている方で、酒や発酵のことについては詳しい。
その方が味噌の製造をしている人と知り合いになり、一般的に市販されている味噌の現状を聞いたそうだ。
現在、1kg200円前後で販売されている一般的な味噌は大豆を煮て仕込みをしたら次の日には出荷するそうだ。
味噌は発酵食品であるはずだが仕込みをして1日で出荷、数日で消費者の手に渡るのであればいったいどこで発酵しているのだろうか。
実際は大豆を煮てつぶし、化学調味料で味付けしてあるだけのようなもの。
国産大豆使用の言葉も実際は粒の大きさで選別されて出た粒の小さい大豆である。
日本の食が危ない、と叫んでいるが実際の脅威は外にも内にも存在する。
話題は農・食・環境という内容がほとんどだったが楽しかった。