今年の作で本格的なデータを取りたい。
どこからブログを書こうか迷うがとりあえずいえることはすっごいワクワクしていること!!!
どこか旅行に行くより、バイクに乗るより、漫画を読むよりワクワクしてる!!!
とりあえずそれを伝えたい。
写真はサブソイラーと呼ばれる機械。
日本語では昔は弾丸排水などと呼ばれていた。
鋤が地面の下にもぐりこみ、その後ろについた弾丸(この機械では台形の形をしている)を引っ張ることで、地面の下30cmのところに空洞を作る。
もちろんトラクターというハイパワーな乗り物がないとできない技。
自然栽培とはまずもっていえないが、ヤンマーの営業マンはこの機械が一番効果を実感しやすいという。
小麦はそもそも畑の作物。
それを水田の裏作として作るのだから、水を溜めるのが前提の田んぼでは通常では作りにくい。
だからサブソイラーを用いて排水性を良くする。
この後はぼかし肥料をまいて耕起、11月下旬か12月上旬のうちには播種をしたいところ。
ちなみにこのサブソイラーは実演機で借り物。
小麦を作ろうとすると今まで水稲を作ってきた機械とはまた別途に必要なものがいくつかある。
私が本格的に麦を作ろうとすればこれらの機械が必要になるのでそれらの初期投資と、それによる収穫物から得られる収益を計るために小規模で実践する。
このデータを元にやりたいことがある。
それは有機無農薬での小麦栽培を開始するための投資を一般の人から募集すること。
初期投資が100万円ほどかかるなら一人3万円の出資者を33人集めて、小麦栽培を開始する。
出資者は毎年、パン用小麦粉が6kg、10年間送られてくるというもの。
これはまだ空想の段階だが、収穫できた小麦を粉にして1kg単価650円で販売するとしたら、出資者には1kg単価500円に値引きし、1年分が6kgなので3000円の配当。
10年間で3万円分の小麦が割安料金で買えるというもの。自宅でパンを定期的に焼く人にとっては嬉しい話ではないだろうか。
言い方を代えれば3万円の投資が10年で39000円分の小麦粉になるともいうか。
私としても初期の資金を銀行から借りるリスクがなく、一定量の販売先がすでに確保できることの安定性も確保されているわけなので、両者両得まるっとOK。
考えることは不作の年の配当をどうするかなどあるが、1年持ち越すなどの約束事を作ればなんとでもなるだろう。
小麦粉は別に要らないという場合でも配当金として渡せば言いわけで。
なにがワクワクするかって作物を作ることがワクワクすることもそうだが、いろんな人と作物が育っていく過程を一緒に見ていけることもワクワクする。
なかなかいい表現の仕方が浮かばないが、要するにワクワクを共有することでもっとワクワクするんだと思う。
いやぁ自分で出資したいくらいだ。
果たしていくら必要で、どれくらいの麦の収穫を得るにはどれくらいの耕作面積が必要なのか。
結果は来年の6月にはわかるはず。
おっとその前に麦の勉強をもっとしておかなければいけなかった。