小林正観さんは言っていた。
日常という普段の生活が何よりも身近な学びの場であると。
何気なく見ていたyoutubeで眉間にしわを寄せてしまうような動画をみても、世の中にはこんな人もいるんだ、と。
蟻の社会には2割ほど働かない蟻がいるらしい。
なにをするわけでもなく、その辺をほっつき歩いているらしく、これらの蟻を全て取り除くとどうなるか。
餌を浪費する蟻がいなくなってその集団は効率よく巣を拡大・・・しない。
働かない蟻がいなくなると、今まで働いていた蟻のうち、2割ほどが怠けだすのだそうだ。
まぁおおよそ人間界も同じではないか。いろいろな人間がいて今の社会を築いている。
自分の周りにも見たくない、感じたくない事はいっぱいあるがそれも日常なんだと思えた。
日頃は仕事に時間をさかれ、英語の勉強がしたいとか、もっと漢字が書ければ・・・でも勉強する時間がないとか嘆いているが、そもそも学びの場はすぐそこにいっぱい転がっている。
目の前の事さえ学べないのに、どうして自分ばかりが利口になれようか。
不思議な気持ちになった。