最近はめっぽうブログを書かなくなってしまった。
以前はこれも自分の仕事だと感じて夜の時間に更新していた。
しかし、今は結婚してアパートで暮らすようになって、「生活が仕事」という意識でやっていた仕事が、夜の生活時間が仕事から離れてしまったように感じる。
農作業の中心は納屋から始まり、納屋で終わる。
その家から車で約3分程度の場所にあるアパートだが、仕事への意識が離れてしまうのか。
ONとOFFの切り替えがはっきりしていないと仕事に集中できないという人もいると思う。
もちろん、そういった仕事のやり方にも賛成するが、私はあくまで生活が仕事の百姓でいたいと思う。
また、最近特に仕事に対する意識が “何のためにするのか” ということにフォーカスするようになった。
自分の作っているお米は、それを必要としている人がいるからこそ買ってくれる。そのおかげで自分は農業ができている。
ということは、買ってくれる人のために作っているのか、ということを改めて自問自答している。
根本的には自分が生きていくために仕事をするわけだが、自分のためだけではさほど幸福感は生まれないだろう。
幸福論についての大学の講義を放送しているNHKの番組を見た。
人は生まれながらに、他者に自分の幸せを分け与えることによってより強い幸福感を抱く、と。
何のためにするのか、という疑問に明確な回答を得られたわけではないが、結局は自分がどういう人生を歩みたいのかということに尽きる。
自分の人生のあり方をもっと明確にイメージして日頃の仕事をこなしていきたい。