2015年になり早くも、という出だしをするにはまだ早いか。
1ヶ月くらい経っているならまだしも8日間が終わったくらいでそう書きたくなるのは、やらなければいけないことが次から次に思い浮かぶからに相違あるまい。
最近はブログを書く暇が無いということも間違いではないにしろ、書こうと編集ページを開いてもどのように書いていいものかわからなくなってきた。
書けなくなってきた。
伝えたいことはいっぱいあるのに。
しかし、今日は書きたいと思う。
それというのも、同じ部落に住む祖父の弟さんが昨年急に亡くなり、遠方で仕事をしているご遺族から田んぼを作ってくれるなら頼みたいといっていただいた。
昨年は田植えまでは何とか息子さんも帰ってきて田植えを手伝ったのだが、お盆の前頃から体調を崩し、数ヶ月の入院の末に亡くなられた。
祖父より9つも年下だったが兄よりも先に逝かれたのだ。
こちらの田んぼはまだ正確な面積はわからないが1町8反、約5400坪くらいだと思う。
今までの面積、5町7反と合わせると7町5反、22500坪。
どんどん有機の田んぼが広がってくる。
そこで思ったのが、こうして無農薬の田んぼが増えてくると環境への影響はどう変わってくるのか。
もしかしたら田んぼが水を浄化し、川がきれいになり、はては玄界灘の海がきれいになり、減っていると言われている玄界灘の魚がもっと増えるという結果につながるかも知れない。
自分が農業をやっていることで、もしこんなことが起きたら最高だ。まさに環境回復型農業。
これは天草の先輩農家さんが言っていた言葉。
自分のそんな農業がしたいと思う。
そこで、以前百姓三昧だよりに入れたチラシに、『農業福島園でお米を5kg買うと、約4坪(13.5㎡)の田んぼが有機栽培になります』といううたい文句をつけたことがあった。
私がここ光岡で稲作農業を続けていられるのは、紛れも無くお米を買っていただいている方で、おかげでこうして田んぼを任せてくれるという状況になっても引き受けることが出来るのだ。
ということは宗像の環境回復をサポートしていただいている方たち、つまりサポーターだ!
そこでこれからお客様、または会員という呼び名からサポーターにしてはどうかと思う。
環境回復サポーター。
1年間でお買い上げいただいたお米の量をもとに有機栽培水稲の面積を算出することも出来る。
1年に1回、「あなたは○㎡の田んぼを有機栽培にしていただきました」というようなお知らせも面白そう。
いろいろとアイデアが思い浮かんでくるが、すぐにメモしておかないと忘れてしまう。