「お昼はおいしいおにぎり2個とお味噌汁があれば十分」と。
私も妻がいない時や料理したくないなぁという時に、家庭のような、ある意味ちゃんとしたおにぎりとお味噌汁が食べられるお店があればなぁとつくづく思う。
この女性とそんな話をしたのは昨年の種蒔きに手伝ってもらった時だったか。
ファーストフードやコンビ二、お弁当屋さんなど、お昼を取るには事欠かない天神だが、実際にそこで働いている人の中には昼食のニーズは完全には満たされていないようだ。
なにもこれは物欲のほとんどがそろう街中だけではなく、片田舎の宗像でも同じである。
買って食べるものにまともなものが無い。
そんな話で盛り上がった今日は、そんな欲求に答える「おにぎり屋」を始める第一歩となった。
昨年の種蒔きの時点ではまだ家はできておらす、加工場がなければ食品の営業許可がなく話も進まなかった。
昨年に家が完成し、ようやく構想からの1歩がはじまった。
おにぎりのお米はどの品種が向くかや、具材、汁物。結局はどれも普通に作ればおいしいものだったという。
もちろんどこにもない1級のおにぎりを目指すなら料理人にならなければならないが、とりあえずまともなものを提供することを念頭に。
こだわりはお米や野菜は無農薬のもの。
塩は天然海塩。
海苔も上等なもの。
具材も化学調味料、保存料が使用されているものは使わない。
汁物もちゃんと出汁をとる。
そんなおにぎりがお昼にたべられたらいいなと思う。