武井壮が陸上5種競技の元日本1位であることは知っていた。
彼は5種それぞれの種目においての練習はあまりせず、意識して練習していたのは「体を自分の思うように動かすこと」だったそうだ。
自分の体を自分の思うように動かすことが出来れば、どんな種目でも自分の体をフルに動かすことができ、最高のパフォーマンスを発揮できるというのが彼の理論だそうだ。
納得。
それ以外にも、事故で医師から下半身不随の宣告を受けたにもかかわらず、
「ストレスで胃潰瘍になるくらいだからイメージすれば治る」と本気で思い、2週間で退院したそうだ。
本当かどうかは知らないけど、イメージすることがどれだけなことなのかを改めて知った。
少し前は「思考は現実化する」が座右の銘のように思っていたのに、最近はイメージすることを意識的にしていなかった。
しかし、ネガティブ思考が根本の自分は、ポジティブ思考の武井壮と同じ行程は辿らないようだ。
ポジティブからみればひねくれているといわれそうだが、それも個性だ。
自分にしかない思考回路だからこそ、自分にしか出せない答えがある。
出てくる答え、はたまたその過程をもっと意識的にイメージしようと思ったエピソードだった。