お客さんからの問い合わせがあったのでブログにも記載しておく
「玄米の保存期間について教えてください。
これから食糧難の時代に突入されるとも言われております。
備蓄を考えているんですが一般的に常温での保存は玄米だとどれくらいでしょうか?
味が落ちるのは覚悟しているんですが、
どれくらいまで長く保存可能なのか知りたいです。」
とのこと。
これに対して次のように答えました。
「お米の保存期間は保存方法によって差がありますので一概には決められません。カビや虫が大量に発生してしまうまで、もしくは酸化して食味が著しく悪くなるまでが保存期間であると言えます。おおよそ常温で1年間、通常の袋で保管していれば虫が発生しなくても著しく食味は落ちてしまうことは間違いありません。
当方で通常梱包している袋には空気抜きの穴が開いていますので、この状態のままではどこで保管するにしても長期保管には不向きです。
そこで脱酸素剤を封入する包装を有料で行っています。https://100sho.net/products/950/
この包装をすることでどの程度日持ちするかということも、特別な検査を受けておりませんので明言は出来ませんが、米ぬかを包装した際には夏場に常温で保管していても、ほとんど酸化臭が感じれなかったことから、お米の保存にも向くものと思い、このサービスを商品化しました。この包装では脱気されますので、虫の心配もありません。保管中に虫が外から穴をあけて侵入した際は脱気が無くなりますので、その際はすぐに食べていただくことになります。
この包装でパックされたお米を、有事の際に必要だと思われる期間に消費する量のお米を保管し、半年や1年毎に更新することが良いのではないでしょうか。例えば1か月に5kg消費する場合で、3か月ほどの食糧難が来ると思われるのであれば5kg3袋を保管しておく、という具合です。
また、当園では年間購入のお米を冷蔵保管していますので、物流網が途切れなければある程度そのような有事の際にもお役に立てるのではないかと考えています。直下地震が起きても1か月以上物流網が寸断されることはあまり想定できないので、3か月もの備蓄は必要ないとは思います。
ご参考になれば幸いです。」
昨年ごろから食糧難を気にされる方が増えたように思います。
いろいろなところで憶測が飛んでいますが現代の人間の生活はある程度しか対策はとれないように思う。
後は田舎に住んで食料やらエネルギーをある程度自給する技術を自分に持たせることが一番の解決かと思う。
その意味では今の我が家には薪ボイラーのための燃料が備蓄されていて、安心を得ることが出来る。あとはこの薪の熱源を利用した発電が出来れば言うことなしだな。