今回はパンジーを用いて試験した。個々人がそれぞれの場所でパンジーを買い、資材や使用回数などを示し合わせて栽培してきた。
一番右が対象区、2番目がルートパワー(サイトカイニン)、3番目が光合成細菌、4番目が二つの混合液、5番目があるものはそれぞれが使っている資材を使った試験区。
それぞれの資材を、それぞれ使用する濃度で2回灌水するという試験だったが、今回はどうやら予想される結果とは全く逆の結果がでたようだ。
2番目と3番目の根の量をそれぞれ横の列で見比べてみると、2番目より3番目のほうが根が良く巻いているように見える。
2番目のルートパワーとは植物ホルモンであり、発根を促す作用がある。それなのに、対象区や光合成細菌の試験区のほうがどれも発根量が多いようだ。
今回はその理由まではわからなかったが、この寒い1ヶ月の間、たった2回の灌水で同じような傾向が見られたことは確かだ。
正直、地上部はほとんど動いていないように見えるが、根は全く変わった状態になっていることがわかった。
しかし、どんなに実験してもこの場で得た経験を実際に畑で使われなければ意味が無い。