よもや天下一のことをブログで説明していなかったとは!!
「天下一」とは自分が主催する若者の農業者による勉強会である。
きっかけは肥料屋に紹介されて行った日田の梨農家が行っている勉強会。
この勉強会はブログでも紹介していたが、その勉強会を宗像でもやろうとなって始まった。
初めは同じ年の古賀のみかん農家と日田に行っていたため、二人で呼びかけて始まった。
最初の勉強会は2月だった。それから月に1度、圃場見学と植物試験を行う。
順調に月一で開催していた勉強会だったが、8月の勉強会はドタキャンで参加者が3人となりとりあえず中止とした。
そして一時、圃場視察勉強会としての活動は休止し、今後の活動について話をしてきていた。
若者の農業者の集まりは農協青年部や4Hクラブなどがあるが、これらは農協や農業改良普及所などが主体としてある。
しかし、この天下一は呼びかけで集まったメンバーだ。
現在メンバーは7名。うち2人はまねき猫の従業員さん。
栽培している作物に隔たりはないのだが、うち3名がイチゴ農家である。
その他にはみかん農家、そして自分の米とブルーベリー。まねき猫さんはいろいろ。
そんな天下一は作物の栽培を勉強する事が主であるが、若者の農業者の集まりとしてやりたいことがある。
それは、お互いの農業経営の連携だ。
これからの農家は隣同士でせめぎ合うのではなく、手を取り合いお互いに共存、共栄関係を気付いていかなければいけないと思うからだ。
まぁ簡単にいうと、一人で農業やってても面白くないからなんか楽しいことやらないか?といったところだ。
そこで、とりあえず勉強会として連携してなにかに取り組み、それをアピールポイントとして世間に出ていこうではないかということで(だいぶ睡魔に襲われていますので文脈がおかしいところがあるかもしれませんが、どうかお許しください)
イチゴ農家が3件いること、認可された加工場をもっている人がいるということを活かして、協同でイチゴジャムを作成し、天下一の名前で製品化しようとなった。
もし、イチゴジャムができればいろいろな所に営業に行き、それをきっかけにお互いの農作物の販売につなげていけるのではないかというところ。
自分としては、若者の農業者の集まりが栽培の勉強会をしているという珍しさと昨今の農業への関心の強まりから、夕方のテレビ番組に取り上げてもらい一気に知名度を上げることができればとまで思っている。
当然諸問題は山積だが、なにより協同でなにかを作るということは面白いじゃないか!
もちろんイチゴジャム作成、販売までは多くの手間と時間をかけることになるだろう。それなら自分の生業をもうすこしでも充実させた方がいいとなるかもしれないが、それだけでは面白くないのだ(と思う。)
それぞれがそれぞれの栽培方法により、苗を植えてから1カ月ほどが過ぎた現在でもそれぞれイチゴの表情は全く違う。
写真はイチゴの根の状況をみると同時に地下の水分状況をスコップで掘り起こし、確認しているところ。
それぞれの栽培方法の違いにより根の状況が違うため、1年で3人分のイチゴの経験が得られるわけなので、この勉強会をつづけることで将来は全く違った状況になるだろう。
今年の冬はこの写真のイチゴ屋さん(イチゴ屋ヒロ⇒ブログ)のいちごも一緒に配達・販売を考えている。
またちょっと遅くなるかもしれないが、11月号の百姓三昧だよりにてヒロ君の自己紹介をのせる予定。