昨日、小麦の中耕をした。
中耕とは書いて字のごとく、中を耕す。
通常の麦の栽培では除草剤を2回ほど、播種時と今頃に使用する。
では除草剤を使用せずにどうやって麦を育てるかというと、条で播種しているのでその間を耕し、雑草を反転させる。
麦がちょうど耕されない程度の管理機で間を耕していくが、どうしても麦の列に生える草がある。
今年の麦は播種時期が遅れたために、現時点での成長が低い。(無肥料が原因でもあるかもしれない)
実際なら10cmほどは成長しており、その状態になっていれば土を跳ね上げ麦の株元にかぶせることで、成長した麦は押しつぶされず、後から生えてきた草にかぶせることが出来る。
除草剤のようにきれいさっぱりとはいかないが、これで9割ほどの草は対応できるのではないか。
中耕の場合はあと2回ほどしなければいけないだろう。
今回は、耕運機の刃は耕すものだったが、次回は跳ね上げる専用の刃に付け替える。
草に負けずに無事に成長して欲しい。