今というときは人生で一番経験の多い自分であるときだが、30年後からしてみれば今の自分はまだまだ若い。
めっぽうブログの更新頻度が落ちたが、今の自分が何を感じてすごして生きているのか記しておきたいとは思う。
最近、お米を買ってくれている人との距離が遠くなってきたように感じる。
お米を買うという間隔が農家にはないが、お米を買わなければ手元には無い一般の方がなにを感じているのか。
お米作りが誰のためにやっているのかわからなくなってきている、そんなことをどことなくうっすらと感じる。
そんなことを記しておきたいと思っていたのが一つ。
他には将来のこと。
将来への不安とはよく言うが、確かに不安もありつつこんなふうになりたいと思うものがいろいろとあって毎日がわくわくしている。
一つ一つ仕事をこなす日々でなかなか願望が近づかない感もあるのだが、ありがたいと思えることの毎日でもある。
はたまた人間関係。
今年、6畝(180坪)の田んぼを一枚、新規就農したいという女性に貸した。
先日、掛け干して脱穀したが全部で250kg以上の玄米がとれたようだ。
田んぼの耕起や代掻き、脱穀機を貸してあげたりしたのだが、今後はこのような小さい田んぼを農業者で無い人が作れる仕組みを作りたいとも思っている。
言ってみれば農業体験以上の体験であり、生産したものを自分で食べることができる。
問題は耕起や機械を貸すことのお金の問題もさることながら、貸した相手との人間関係。
農地を貸すということはお金の問題では済まされないところがいろいろとあるし、お金の問題は人間関係の問題といっても間違いではない。
今後、どのように付き合っていくかはどれだけ良好な人間関係を築けるか、というところにかかっているのではないかと思う。
そんなことを思う10月27日でした。
今日は思わぬ雨にヒノヒカリの刈取りが流れ、ゆっくり頭の整理をしようと思う。