5年前にお世話になった料理教室に、もう一度お世話になった。
きっかけは玄米餅の注文を頂いたこと。
玄米餅はもうもち米はなくなったので断っていたが、へそくりのもち米があったのでこちらを搗いてお届けした。
そのかわりといってはなんだが、面積が増え、お米をかっていただける方を探しているということを伝え、5年前と同じように料理教室に参加された方々に時間を割いてもらって話す場を作ってもらった。
違ったのは就農してすぐの24歳の農業者と、30手前の微妙な年齢の青年か。
しかし、思うのは伝えることの難しさ。
伝えよう伝えようと思えば思うほど難しくなる。
それは、伝えるということは感情の動きであり、伝えるものではなく、伝わるものだった。
だから、相手の感情を動かそうと思ったら、感情に訴えかけるのが一番効果的ではなくなる。
もっと自分をさらけ出し、自分のだめなところ、悪いところを見てもらう。
それが無ければ自分の思いの押し売りになってしまうのだろう。
スピーチって面白い。