日本農業新聞の一面とばぁさんの一言


有識者のあいだでは前々から言われてきた状況が始まりを見せてきたと感じた今日の農業新聞の一面。

それはある記事についてではなく、一面全体を見て日本の食糧事情が悪化しているという記事が多いことだ。

試料高や猛暑などの要因による牛乳の生産目標が届かなかったという記事。

同じく試料高によるブラジル産鶏肉の高騰。

中国産小豆の品薄による国産の高騰。

「中国産の小豆がはいらんのやって」と俺がばぁさんに話しかけると「中国産はなくていい!」のひとこと。しかし、自分がどれだけ中国産の小豆を食べてきたのかしらない。先日買ってきたヤマザキの薄皮というあんぱん。この小豆は中国産だろうと思われるが、自分が安いあんを食べているときに中国のおかげで安くあんぱんが食べれていることに気がついていない。

これから食料は日本のなかでの正常な値段に戻るものと思われる。高騰高騰と騒がれているが、本来食べ物とはそれほど安いものではないと思う。ほんとの地産地消であるなら正常なのだと。

この思考は大学の教授から教わったことが大きく影響している。

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“日本農業新聞の一面とばぁさんの一言” への1件のコメント

  1. 豊かな都市生活の背景には、エネルギーや食料などの一次的産物を生産する地方(田舎)が必ず存在しているからね。
    国全体が豊かになって国民全員が都市生活者的になった日本は、途上国を田舎にしているわけだ。