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2009-06

暮れ返し

明日、田圃の横を流れる小さな川に堰をし、田圃に水が入るようにする。

河に堰をすることを入れ堰(いれぜき)という。この日を堺に田圃は水田になっていく。

この水が入る以前に田圃を耕田することを「暮れ返し」という。数日前の雨で田圃を鋤くのが遅れていたが、今日無事に全ての田を鋤いてしまった。

後は水が入ってしまい、代掻きをするのみである。

リベンジ

img_3114去年は散々だったトマト。今年は満点は程遠いのだが、去年よりかはいいようだ。

『トマトの気持ちを理解する』

どれだけできているのか、トマトに聞いてみたくなる。トマトの本当の力を出させてやれるにはどうすればよいのか。

長崎のお百姓さんにすごい人がいる。イチゴを栽培している4月に、同じ畦にトマトを定植する。イチゴとトマトがそのまま植えられている状態。トマトが大きくなり、イチゴにかぶさる頃にはイチゴは使命を果たす。そしてイチゴハウスだったのが、トマトハウスに入れ替わる。

これを無農薬、無化学肥料で栽培する。このお百姓さんはトマトがどう育つのか、自分で決めていた。つまり、このトマトは強い!といって、強くなるようなもの。不可能などないといわんばかりだ。

そこまで確信をもてるのはどこからくるのか。今、自分が植えたトマトを前に考える。

梅雨ももうすぐ

先日のまとまった雨は畑にとってはとても良い雨だった。いっとき雨がなかったため、いろんな野菜が雨を待っていた。

しかし、雨の前にしておいたほうがよい仕事があった。田圃の耕起だ。

田圃に水が入りだす前にもう一度耕起しておかなければならなかった。一度雨にぬれると耕起できるまで数日を要する。次の雨がいつ降るのかなかなか予想できない梅雨の空だけに、雨まえに余裕をもって起しておけば、と学んだ。

田植えまでのこの期間、万事支障のないように調整するのだが、やはり去年とは一味も二味も違う稲作り。

最高の黄金色になる秋をイメージしながら田を見る今日この頃です。

苗踏みローラー

img_3102麦踏みという言葉があるが、同じように稲にも苗踏みがある。とはいっても祖父は稲を踏むなんて考えたこともないそうだ。

写真はまさに踏んでいるところだが、150mmの塩ビパイプを加工して、中に水を入れている。

なぜ苗を踏むのかというと、稲の箱苗というのは通常の生育状況よりはるかに密植である。そのため、1ヶ月の育苗期間では苗どうしが重なり合い徒長してしまうからだ。

そこで、上からの力が苗にかかることで、植物体内でエチレンというホルモンが生成される。エチレンは植物体を太く、がっちりにさせる効果があるため、軟弱に伸びすぎない、強い稲になるというわけ。

苗 生育中

img_3100いまのところ、最初の徒長してしまったこと以外問題なく生育してきている。

しかし、やはり徒長して伸びてしまった摂関のために草丈が長くなってしまっている。一度徒長すると後戻りはできない。

苗を広げていると芝を引いたように緑のじゅうたんになる。以前、おじさんが車で家に入ってきて、庭に芝を引いたのかと思い、車で苗の上までバリバリいわせて乗り上げたことがあったそうだ。

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