灌水


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今年の3月に定植したブルーベリーは株元に大量のバークチップでマルチングしたため、特別な灌水は必要ないものとしていた。

しかし、ある品種だけ成長が3分の1程度しかないものがあった。1つの品種がすべての株において成長が悪いということはその品種が土に合わなかったと考えるべきか、列で品種ごとに植えてあるためその列の植え方がまずかったのかなどが考えられる。

また、地植えしているものより鉢で育成したものの方が成長がよい。これは、鉢植えのほうが地温が上がりやすく、毎日灌水するため酸素等の吸収が効率的になるなどが考えられる。

ということは、地植えしているブルーベリーを鉢植えの状況にしてやれば生育は良くなるということだろう。

そこで、先日設置したタンクからブルーベリー畑へパイプを渡し、とりあえずその生育の悪い1品種のみ手灌水で灌水することにした。

山のように盛ってあるチップは水を全くためることなく株元に浸透していく。

まだ秋の気温が高いうちは若干なりとも芽が伸びることもあるので、いまからでも灌水することであきらかな成長促進効果が確認できたら、他の株でも灌水することを検討しても良いだろう。