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ブルーベリー Archive

目覚め

img_0897写真は圃場のメディット。すでに花芽が動き出している。家の梅ももういくつかも花が咲いていた。

1本だけ無剪定のまま花芽が着いたままにして、他と成長がどのよに変わってくるかを見てみる。

この一本はシュート(勢いの良い枝)がほとんど出ておらず、写真のような細い枝が無数に出ていて、そのほとんどに花芽がいっぱい着いている。

常識から考えてこのまま花を咲かせ、実をつけさせたら樹は実に栄養を取られ、成長がとても遅くなるだろうと思われる。

そこを、この一本だけ灌水と肥料を足すことで、どの程度補うことができるかを試してみたいのだ。

img_0899そんなすでに休眠から覚めだしているブルーベリー。去年からしたかったことが、知人の繋がりで玄海の風の子保育園と縁ができ、ブルーベリーを植えてあげることを約束していた。

去年のうちから苗木を2本、紅葉が美しかったので持って来ていたのにたして、もう2本とサッカー(地を這って出てきた枝)を植えた。

植えた場所は花壇だったがあまり手入れがされておらず、ミントが這いつくばっていた。

スコップで土を起していると、子供がわんさか集まってきて、手伝ってくれているような、邪魔しにきているような感じになったり。

なかにはプラスチックのスコップを持ってきて、自分も手伝う!っというような顔つきで一緒になって掘っている子がいたり、久しぶりに子供と触れて楽しかった。

やはり、実のなる樹は誰しも育つのが楽しみだ。

春の兆し

0-062数日間暖かい日が続いたためブルーベリーの花芽がすでに動き出した。

そんな陽気の中、ようやく苗の鉢上げが終わった。去年の苗床は小スペースで済んでいたが、今年からは何倍にも大きく育つため、日の光が十分にあたるようにはじめから大きくスペースを取った。

今まで稲の苗床だった裏庭はブルーベリー苗が占領してしまった。

何をするにしても一人では仕事の進み具合がまるで亀。数日前に春のような空気を味わったときはまだまだやるべきことがいっぱいあるのに、すでに春が迫ってくるようで、焦らないと自分に言い聞かすも気がはやる。

宗像ブルーベリー研究会 剪定勉強会

日本にはすでに数多くのブルーベリー生産者によるチーム(勉強会や生産者団体)が存在する。

そのなかでも自分が所属する宗像ブルーベリー研究会は紆余曲折の最中だ。

会員さんとの話しのなかでは、福岡の北部では未だブルーベリーの大きな産地が形成されておらず、できることなら宗像といえばブルーベリーといわれるほどに産地化したいという。(県南の八女や久留米周辺では産地化が進んでいる様子)

しかし、産地化といえど熊本や大分の産地を見る限りでも我が宗像におけるブルーベリー栽培の技術は2歩も3歩も遅れていると言わざるを得ない。

そこでやはりお互いの親睦を深めることを第一とし、まず今の季節である剪定から技術の向上をはかろうと思い勉強会を設定した。

ところが中々会員が集まらない。結局集まったのは自分を含め5人と見学先として訪れた1会員。

さらに、ブルーベリーの品種や作り方、考え方までもまちまちだ。

剪定の勉強会といえどどう切ればよいのかという答えは結局のところ出てこない。

ポット栽培をされている風の丘農園の樹をお借りし、1本を自分流に剪定してみた。

この切り方が今年の生育や来年にどう影響してくるのかを見ることでお互いに確認しあうことにした。

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写真上が剪定前、下が剪定後。

あまりにばっさり切られたため、園主のNさんはちょっとびっくり・・・!?

植物実験

先日、日田で農家同士が集まってしている勉強会に参加してきた。

この勉強会はすごい。

なにがすごいかというと、すでに栽培に関して特別悩むことはないと思われるほど上手く農作物を作られる方がさらに植物の生理を理解しようと植物実験を繰り返し、お互いに意見を出し合い勉強していることだ。

個々の農家でも勉強熱心な農家はいるが、定期的に勉強会を開くということは珍しい。

その勉強会の主な内容は、1ヶ月前に実験内容についてあらまし決め事をし、個々で植物実験をして持ち寄り、根の量が多いだの少ないだの、葉が厚いだの薄いだの意見を言い合い、何がどう作用したからどうなったのかを確認しあう。

植物の状態を知る方法には見る意外にも食べてみることも大きな一つとなる。

それはトマトであれば、葉を食べてみたり、みかんであれば皮を食べてみたり・・・

元は同じような植物でも栽培方法によりこれらの食味が変わってくる。

実験区では灌水に光合成細菌(PSB)やサイトカイニン(ルートパワー)などの資材を使ったときにどういう違いが出るかを観察する。

もし、ある実験区で一見すると思わしくない状況になったとする。

たとえば、ある種の資材を使った区では植物の背丈が伸びにくかったりしたとする。

しかし、この作用は伸びないから悪いというわけではなく、伸びすぎてしまうときにこの作用を利用すれば徒長を防ぐことができるというように捉えると、それはそれで新たな発見となる。

このような実験を繰り返すことで、徐々に植物整理をつかみ、どんな環境の変化でも植物の成長をいのままにコントロールすることができるのだそうだ。

先日放映されていたクローズアップ現代で、果実の色のりが地球の温暖化の影響で悪くなっているという問題も、植物整理を自在にコントロールする術を身につけていたら恐れることは無い。

img_40681写真は、先日のブルーベリーの穂木を等間隔に切断し、光合成細菌(PSB)・サイトカイニン(ルートパワー)・水のそれぞれの試験区で給水した後に挿し木すると発根に違いが見られるかを実験してみた。

この後も数週間置きにそれぞれの溶液を灌水する予定。

結果が出るのは1年後となるが、サイトカイニンの希釈水を用いた区で発根が一番多いと予想される。

ブルーベリー挿し穂

img_4066先日、熊本まで行ってきた。

ブルーベリーの師匠からブルーベリーの挿し木苗を作るための刺し穂を少しばかりいただいてきた。

写真を見ての通り、自分の身長(183cm)より高いシュート。

こんなシュートが1年で伸びるブルーベリーを想像できるだろうか。まさに驚異的。

宗像ではハイブッシュ系統のブルーベリーは美味しくないといわれている。

本当はラビットアイ系統よりおいしいのが常。

ハイブッシュ系統のほうが宗像では美味しくないといわれる理由が、その作りにくさ。

樹勢が弱く、根が伸びる環境がないとなかなかうまく成長してくれない。

それに加え、ハイブッシュ系統の果実が成る時期がこのあたりでは梅雨とかぶり、水っぽくなり美味しくない。

この2点を克服できればとりあえずはラビットを抜く美味しいハイブッシュになるであろう。

今年、失敗したぶん来年の夏が楽しみだ。

ブルーベリー 木材チップ搬入

img_4063寒風吹きすさぶ中、ブルーベリーの株元を覆う木材チップを今年も搬入した。

バックホーで運搬車に積み、1本ずつ配っていく。おおよそブルーベリー2本に対して1立方メートルの木材チップをかぶせる。

正直、この木材チップについての是非はいまだ良否の判定はあやふやなままだ。

全国の先進的ないくつかの農園では木材チップ栽培を実践されてきているのだが、無くても十分生育するようだ。

他の手法がよかったからといって今からそちらの方向へシフトしてしまうと、今までの手法による結果は途中までとなり、是非の判断はできないままだ。

するなら他の場所で、また新しく植えてから実験してみる必要がある。

今はとりあえず木材チップを大量に敷き詰めた上で、どうやればよい生育になるかを考えるのが先決、と自分に言い聞かせてチップを広げる。

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