中干し


img_5341田植え後、30日前後で一度水を抜き、田んぼの土を乾かす中干しという行程がある。

ずっと水が張っていた土の中のガスを抜くためであることが主目的であったはずだが、昨今では収穫時期に田んぼが軟いとコンバインという大型機械がぬかるんでしまうために、今の時点で土を硬くしておくという意味合いが強くなってきているようだ。

水が抜かれて行き場を失ったタニシは土中にもぐって乾燥から身を守る。本来ならこのような状態のタニシはあまり見かけない。

もっと水があり、土が柔らかいうちにすっかり埋まってしまうのかもしれない。そこまではまだ生態を知らない。