無農薬・無肥料のお米で酒を造る


もう何年も前から酒米を育てて酒を造ってみたかった。

私はアルコール分解酵素をほとんど持ち合わせていないので、ビールでも50ml飲めば眠くなってしまうくらい。

それでも日本酒の味くらいはわかるもので、アルコールを添加してあるものはすぐに頭が痛くなる。

阿蘇の無農薬無肥料米で造られている天祥地瑞を飲んだ時は感動した。

造ってみたいと思ってはいたが、酒米を作ってもそれを酒にすることを計画していなければ酒になることはないわけで、そこのところの話が進んでいなかったので今まで後回しになっていた。

そこで、来年には作りたいと思い、今から酒造りの話もまとめてから来年の種を買い付ける算段を今からしようと思った。

そもそも、やっぱり作りたいと思ったのは、この光岡の田んぼで無農薬栽培が広まるにはどうしたらよいかを考えていた時にでたアイデアだった。

それは、無農薬で酒米を作り酒屋が決めた値段で買い取ってくれるということが決まっていれば、回りの農家も賛同しやすくなるのではないかと思った。

私がいくら無農薬で稲をつくることができても、周りの農家が真似をしないのは同じ値段で自分も販売できないのであれば、危険を冒してまで真似はしない。

しかし、先に買取値が決まっていて、やれば売れることがわかっている、儲けることができるとわかっていれば賛同してくれるのではないかと思った。

そして、この無農薬無肥料での酒米作り、酒造りを環境保全と町づくりを兼ねて宗像市で後押しできる形にもっていければ輪も広がるのではないか。

活動をクラウドファウンディングのように出資者を募り、できた酒が返ってくるというような方法も面白いと思う。

こんな活動をブランディング、プロデュースできるような人を募集したい。

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