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酒・酒米 Archive

新年

1年の計は元旦にあり、というのは脈々と続く日々にどこかで区切りをつけないと気がすまないからなのだろうか。

冬から春になるときが1年のはじまりという感覚は、人類が狩猟をしていた時から、つまり太陽暦などが産まれる前からなんとなく作られてきたのだろうと思う。

有難いことに稲作は春が来てからがスタートなので、正月を迎えるとまた今年一年という気持ちになる。

苺農家は12月から収穫があり、5月か6月上旬ごろまでが1年の作になるので区切りといえば初夏ごろになるのだろうか、などと思ったこともあった。

本当の正月はやはり旧暦で祝うほうが日本人の心には合っているのではないかとも思う。

年賀状にも「新春」などと書くが、やはり梅が咲く頃にぴったりな言葉だと思う。

 

なにはともあれ、1年の振り返りと今年の展望を記しておきたい。

2016年は新しい出会いが本当に多かった年だった。それぞれまったく別のところで知り合ったはずなのに、あっちの人とこっちの人は知り合いだったりした。

またその多くが今後に大きく係ることを予感させるものだった。

その上で、今年の展望として、目標として記しておきたいのは、一番は酒造りであること。

農協から山田錦の種籾が20kgほど購入することが出来、カメノオ酒造さんで私の酒米だけで仕込んでもらえることになっている。

これを環境保全と絡めて地域や行政と一緒に一つの銘柄を作って行きたいと思う。

また、通常のお米に関してもハッピーヒルと呼ばれる自然栽培提唱者、福岡正信さんが改良したお米が加わり5品種になる予定だし、ササニシキも量は少ないながらも栽培する予定であることは、これまでの流れからいれば大きく変わる点。

栽培面積は全ての田で稲を作る上、今のところ2枚の田が増える予定なのでおおよそ10町になるだろうと思われる。

3年前は10町になることが予測もつかなかったが、腹が据われば話は早いもので、やればできるの精神で進んでいる。

祖父母の母屋の一室を加工場にして、餅屋を始めることも考えられるし、鶏を飼う野望もある。

今年もとても楽しみな年になりそうだが、一番は米作りであるので、その基盤整備が一番である。

1月から3月の農閑期にどこまで稲作以外のことが手につけられるかは未知数なので、楽しみながら全力で農閑期を過ごしたいと思う。

無農薬・無肥料のお米で酒を造る

もう何年も前から酒米を育てて酒を造ってみたかった。

私はアルコール分解酵素をほとんど持ち合わせていないので、ビールでも50ml飲めば眠くなってしまうくらい。

それでも日本酒の味くらいはわかるもので、アルコールを添加してあるものはすぐに頭が痛くなる。

阿蘇の無農薬無肥料米で造られている天祥地瑞を飲んだ時は感動した。

造ってみたいと思ってはいたが、酒米を作ってもそれを酒にすることを計画していなければ酒になることはないわけで、そこのところの話が進んでいなかったので今まで後回しになっていた。

そこで、来年には作りたいと思い、今から酒造りの話もまとめてから来年の種を買い付ける算段を今からしようと思った。

そもそも、やっぱり作りたいと思ったのは、この光岡の田んぼで無農薬栽培が広まるにはどうしたらよいかを考えていた時にでたアイデアだった。

それは、無農薬で酒米を作り酒屋が決めた値段で買い取ってくれるということが決まっていれば、回りの農家も賛同しやすくなるのではないかと思った。

私がいくら無農薬で稲をつくることができても、周りの農家が真似をしないのは同じ値段で自分も販売できないのであれば、危険を冒してまで真似はしない。

しかし、先に買取値が決まっていて、やれば売れることがわかっている、儲けることができるとわかっていれば賛同してくれるのではないかと思った。

そして、この無農薬無肥料での酒米作り、酒造りを環境保全と町づくりを兼ねて宗像市で後押しできる形にもっていければ輪も広がるのではないか。

活動をクラウドファウンディングのように出資者を募り、できた酒が返ってくるというような方法も面白いと思う。

こんな活動をブランディング、プロデュースできるような人を募集したい。

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