昨日から川の水が田圃に入りだし今日の朝にはたまっていた。水が田に入るとまず水が抜けていないか確認すること。これを怠るといつの間にか水がなくなっていたということになりかねない。ここで悩ませるのがモグラである。モグラが以前から穴をほっているとそこが水の抜け道となり、畦の下に湧き水のように出る。俗に言う破れ田。
午後から荒代掻きをした。水が入った状態で土を撹拌すると固まりが崩れ、べちゃべちゃの状態になる。こうすることで細粒になった土が沈み、さらに田圃の水持ちがよくなる。
田圃に水を張る、それが田圃だが原型は畑である。その畑に水を溜め、稲を植えるなどまったく誰が考えたのだろうか。そんなことを思った。
福島光志