せっかくの作物が収穫前にして病気や虫によって収穫不能になることは農業では避けては通れぬ門なのであろうか。
連作が原因として多発することの多い青枯れ病が、今年から使いだした畑で多発している。すでに大玉、中球トマトの6割ほどが青枯れ病に感染し、発病している。たぶん表面上は感染していないように見える個体にも感染している可能性は十分にある。こうなればもうこの木からは収穫は皆無である。
数日前までミニトマトにはまったく見られなかった病気がぽつぽつ見え始めてきた。なぜ植物、特に作物は少し大きくなってきた頃がこのようになりやすいのだろうか。
とりあえず、対処としてはニーム酵素液を1000倍、現代農業でみた3種の菌を培養した液体を100倍で薄め、動噴で散布した。この液体により植物自体の免疫力を高め、病気の発生を防ぐのが狙いである。
動噴といえば農薬散布を思い浮かべるが、この場合はマスクもなにもなしに気にせずに作業ができる。
福島光志