農事組合法人 和郷園を8月に見学することとなった。
これまで、個としての農業がどうやれば成り立つかということに意識がいっていた自分は、この組合法人の代表さんの言葉にはっとさせられた。それは「今の農家はどこと競争しているかというと隣と競争している。もっと大きな視点で見れば、競争する相手はもっとほかにあり、隣(地域)とは共に助け合っていくべきである」というようなことを言っていた。
現実、和郷園では豊作になった作物は価格の崩落を防ぐための方策、豊作の方策があり、生産者の利益を生産者らで守るシステムを作っている。これはみんなで痛み分けをするということではない。
そのことを知って、今ミニトマトを出している産直にいってみた。今ではナスが旬であり、過剰供給による価格の崩落が起きているといわざるおえない。誰かが、売れ残るよりよしと10円、20円下げれば全体としてのバランスを崩し、生産者同士で価格の値下げ競争が起きている。30センチの立派なナスが3本入って70円なんて・・・
地域の農家が共に助け合えるシステムを作ることはなにも人助けだけではない。何よりも自分のためにこのようなシステムを作りたいと思った。
ちなみに赤峰さんは宇宙規模で農業を捉えていらっしゃいます。
“個としての農業と地域としての農業、さらには世界規模での農業” への4件のフィードバック
×いわざるおえない
○いわざるをえない
変なとこツッこんでみた(笑)
消費者にとっては安いに越した事はないが、安いあまり作らなくなってしまうと困る、一番よいのは生産者と消費者の折り合いの良い価格で安定供給ですね。
そこの処しっかり見てきてください。
「豊作の方策」良い言葉ですね!
うん、まぁつっこみというより指摘だね。コメントどうも。ちなみに枝豆は生育不足で実がどこまで入るか分からなくなってきましたョ(汗
見れるもの、聞けるものはなんでも聞いてこようと思います。今はそれが仕事ですから・・・