掛け干しもち米収穫


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稲を刈って2週間以上経過した。このとき、水分は16%とちょっと高めだったが、すでに籾を取ってみると完全に乳白していたため、脱穀した。

数年前まで、我が家でももち米を極少量、植え付けし、脱穀後むしろで乾燥していた。しかし、もち米にうるち米がまざらないようにコンバインを掃除したり、むしろで乾燥したりすることが面倒だった。そこでここ最近では近所の農家から買っていた。

自分で米を作っているため、農家でありながら米を買うという概念がなかったらしく、近所の人に言われて気がついたらしい。こんな手間のかかることをしなくてもうるち米の売り上げに少しお金を足せばいいんだ、と。

今年は、自分でお米を売ることを決めていたため、もち米も自家用以上に販売もしようと作付けした。そのおかげでちょうど良いくらいのもち米が収穫できた。

今年は農薬を1回減らした分カメムシの被害がでたが、もち米も同じだった。白い餅に黒い斑点があるのはご飯以上に気が引けるだろう。この黒い米粒を取り除く機械(色彩選別機)が発明されているのだが、相当に高額だ。そこで、隣町の精米所にあるとのことで、もち米を持って行き、機械にかけて頂いた。おかげで立派なもち米になった。

本当はうるち米もこの機械にかけたい。初めてのお客様に配達するときに、毎回カメムシの被害について説明しているが、そのときの申し訳なさ・・・ただお客様に分かっていただきたいということと、よりよいお米を作れるようになろうという気持ちが沸いてくる。

 

もち米を収穫し、これの販売もかねて数日後に折込チラシが入る手はずも済んだ。家族の大きな協力のおかげです。ありがとう。