明日、田圃の横を流れる小さな川に堰をし、田圃に水が入るようにする。
河に堰をすることを入れ堰(いれぜき)という。この日を堺に田圃は水田になっていく。
この水が入る以前に田圃を耕田することを「暮れ返し」という。数日前の雨で田圃を鋤くのが遅れていたが、今日無事に全ての田を鋤いてしまった。
後は水が入ってしまい、代掻きをするのみである。
福島光志