苗床用土


img_46411一時ブログの更新をさぼっていた時の仕事。

田圃の土をもっこもちで持ってきて屋根の下で広げ、乾燥させていた。

普通こんなところに土を広げて乾燥したりしないだろう。本来ならもっと早い時期に持ってきておいて、山積みにしておいて長い時間をかけて乾燥させておくほうがよいのだろうが。

最近は日和がいいので乾燥が順調に進んできた。持ってきたときはレンゲが一緒についてきていたが、日が照るところはすでに草は萎れている。

このあと、粉砕してふるいにかける。そしてモミガラ燻炭と肥料を混ぜて出来上がり。

去年同様の床土だが、去年は播種のときの潅水が土が過乾燥のために撥水してしまい、水のしみこみが偏るというアクシデントがあった。

今年はサチュライドという天然の界面活性剤を水にとかすことで水のしみこみがよくなる、はずである。

サチュライドという資材は普段聞きなれないが、鉢ものなどで乾燥してしまいなかなか水を吸わない状態になったときなどに有効らしい。

物質にたいして水の浸透性がよくなるということ。

ブルーベリーの鉢でもピートモスが乾いてしまうとなかなか中心まで水がしみこまないので、そのようなときにいいだろう。