昨日、10日は12日ぶりの雨となった。この雨が降るまでは畑の土はカラカラに乾いていて、大根やニンジンがちょうど成長期なので待ちかねていた雨となった。
植物の成長は日々少しづつだが、毎日その顔は刻々と変化している。
このような雨が降った時は新葉の葉色が鮮やかな黄緑色に近い、淡いみどりになっているのが歴然としてわかる。
それとは逆に竹林の葉色は秋のような色になることをご存じだろうか。
すでに孟宗竹の筍の時期は過ぎたが、竹は筍が生えてくる時期は葉色が落ちる、つまり茶色に近いような色になる。
これはたぶん竹は地下茎ですべてつながっており、筍が勢いよく生長しているために親竹の養分が奪われて葉色が落ちるのではないかと思う。
自分はこのような葉色の変化を最近知ったが、ずっと回りの草木を観察している人はちょっとした環境の変化(気温や湿度)で敏感に変化するのを感じ取っているそうだ。
今年のはじめに掲げた抱負、「もっと観察する」だがすでに忙しさにかまけて怠っている自分がある。
石の上にも3年。