環境保全型農業技術研究会(環保研)の会報が届いたのが2日の木曜日。
中身を確認したのが3日の朝。天草にいる大先輩の田んぼを見て回る現地勉強会の知らせだった。集合は5日の15時からととても急な話だった。
しかし、もしこの会報がもっと以前に届いていると、きっとこの時期は忙しいからとパスしていたのではなかろうかと思う。
もちろん会報が来たときに、その日程の急きょさから行くべきか行かざるべきか悩んだが、ちょうど忙しい時こそ他をみて学べということを自分に言い聞かせていた時だった。
すべてはベストなタイミングでやってくるとはこのことなのだろう。
話を元に戻すと、今回の現地勉強会は熊本の天草におられる農家さん(ずっと無農薬)の田んぼを見て回るのだが、片野教授やいろいろな農家さんも一緒に回るということが重要だ。
もちろんもっと別の日でも自分で行けるのだが、これら多くの先輩たちの話しが聞けるということ、質問ができるということが勉強会のいいところ。
聞かなければわからないが、なにを聞いていいのかがわからない。
上の写真はミネノユキモチという品種だが、まず第一に株がとても開帳していて茎が太い。
実にのびのびとした健康的なイネの姿だ。これはポット苗で田植えをして40日たった状態。今の時期が最高分げつ期だ。
この後、会は宴会となったのだが、自分は次の日があるので日が沈む直前に天草を出発した。
お世話になっている大先輩の奥さんが弁当を作ってくれた。弁当を食べつつ、仮眠して5時間をかけ無事に帰りついた。
たった4時間の現地勉強会のために往復450kmを走って天草まで行ってきたかいはもちろんあった。
とはいっても、これがなんと自分が考えていたイネの健全な姿であると思っていたものがま逆のことが健全であるといわれてしまった。
このおかげでさらにチンプンカンプンになった。
いったい何を基準に植物を考えていいのか・・・。