今日、かけ干ししていた赤米と黒米を脱穀した。
かけ干しの場合でも乾燥機で乾燥させる場合でも米の水分含量を測りつつ適時で貯蔵する。
その水分を測る機械がこちら。
電池式で験体をすり潰して通電させ、その通電量?で水分を測るのだと思われる。
皿の上にまんべんなく米粒(玄米)をのせる。皿の下は鉄製で通電しそうな感じ。
通常、水分含量が15.0%が基準。稲刈り直後は27~30%程度。
今回のかけ干しは10月15日刈り取りなのでちょうど1週間で約15%まで乾燥した。
水分含量とは15%より高いほうがおいしい、食味が落ちないと言われている。とはいえど、水分含量が15.5%以上だと貯蔵性が悪いとのこと。
逆に15%以下、たとえば14%だったり13%だったりすると貯蔵性は良くなるが、食味が落ちる。
当園では今年はおいしさを損なわないようにと15.2%とした。他の直接販売の農家さんでも同じ理由でその程度のようだ。
農協では15%としている。とはいえ、かけ干しの場合は多少ばらつきがあるのできっちり15.2%というわけにはいかないが。