6月13日、宗像市市役所玄関前にて有機農業研究会の水稲苗品評会を行った。
私の苗はこんな感じ
それは他の人と比べて極めて短いということ。葉の緑色も薄い。
普及センターの指導員からは、出品された苗の中で一番かわいそうという評価を頂いた。皮肉にも光栄である。
苗作りについてまだまだ勉強しなければいけない事はあるのは分かるが、自分の苗が自分のイネ作りにおいてはベストの様に感じる。
それは、徒長していないこと、肥料が効きすぎていないこと、密植していないこと、など・・・。
苗の長さは10~13cmほど欲しいと言われるが、長い理由はと問うと、植えたときに見栄えがいいから、だそうだ。
しかし、理想はずんぐりむっくりしていて間延び(徒長)していない苗だそうだ。
ずんぐりむっくりかは分からないが短い。
そしてなにより田植え後の活着が良いことだそうだ。
活着とはこのマット状になった苗が植えられるときに根を相当量切って植えられるため、新たに根を出し、田んぼに着くことをいう。
だから、活着したかどうかは田植え後の苗が葉を伸ばしているかどうかよりも、どれだけ早く根が伸びてきているかどうかと言える。
去年は私の苗は田植え後、2週間ほどなかなか成長しなかったことを覚えている。
周りの田がどんどん緑色が濃くなってきているのに私の田んぼはなかなか緑がさえてこなかった。
しかし、根の伸長は化学肥料が入っている田よりいいのではないだろうかと、思わなくもないがいかんせんさすがに苗に力があるのか心配にも思う。
そこは田んぼの土を使っていることに期待する。
田植え後の活着状況を確認しなければいけない。
この小さな苗は一体どれだけ活着するのか。
これが指導員が選んだ最良の苗。まねき猫さんの苗。
今年、私の苗と交換し、お互いの田んぼで植え比べをしてみる予定だ。