9月23日にミルキークイーンを刈り始めてから1週間と3日。
明日、元気つくしの田1枚を刈り取ったら稲刈りの前半戦が終わる。
5日の枝豆狩りは稲刈りの中休みといった感じ。
写真は去年、祖母に買ってもらったまだまだ新車のコンバイン。
3条刈りから4条刈りにグレードアップしただけでなく、いろいろな点で機械は進歩している。
おかげで一日の稲刈りに掛ける時間が3分の2程度に短縮できていると思う。
以前のコンバインは15年前のもの。パソコンで言えば98から7になったようなものか。
今年は秋ウンカが十数年ぶりの大発生をしているようだが今のところ我が田んぼに被害は見られない。
ウンカだけでなく他の害虫や病気のような顔をした稲、倒れる稲は大抵肥料がよく効いた稲だ。
今年のように夏に晴天が続くと、生育が旺盛になりすぎるように思う。
もちろん、これらの稲に比べ、収量は1割~2割減なのだが、収量を追い求めた結果がこれなのではないかと思う。
先日、穂が出る前にこの田んぼに車が突っ込んだ。
幸い、運転手に怪我は無く、車から油が漏れ出ることも無く済んだ。ちょっと田んぼが凹んだり水路のU字溝が壊れたけど。
それと稲が1畳ほどなぎ倒されてしまい、弁償はどうしましょうかとなった。
そこで、金額を提示すればいいのだが、ふと思いついたのがこの田んぼの稲かりに手伝いにくる、という条件だった。
仲介した保険屋さんにそう伝えたのだが、稲刈りの時期などを直接連絡を入れなければいけなかったが、後々考えてみるとやっかいな弁償を頼んでしまったなぁと思うようになり、やっぱりお金で解決しましょうと思いつつも連絡をしないままだった。
すると、緑米が穂を出しそろえると他の田んぼと全く色が違うため、事故を起こした方が自分のせいであの田んぼの穂がおかしくなったと心配されて電話してきてくれた。
傍から見ると、この田んぼの異様さはそんな風にも見える。
だけどこうして緑米の田んぼに立ってみるとなんともいえない、うわぁっという感動がある。
稲穂がつやつやしている感じ。
今年のもち米は全てこの緑米です。