我が農園の苗土はずっと田んぼの土を基本に、籾殻燻炭を混ぜて作っている。
しかし、なかなかうまく生育してくれていないのが現状。
昨年は肥料分が足りないと思いぼかし肥料を多めに混ぜてみたが、芽だしの時点で土ごと発酵してしまい、その発酵熱で種が焼けてしまうという失敗をしてしまった。
今年は配合量を少なくし、1ヶ月ほど前に事前に混ぜておいた。
写真の奥にあるのが田んぼから取ってきて乾燥させておいた土。
トラクターである程度細かくしておき、篩いがけして籾殻燻炭を混ぜる。
この作業が毎年結構な重労働で種蒔き前の難所。
毎年やっているのになぜ気付かなかったのかと思うことが、それぞれの道具の連結。
黄色い土篩い機からでたまだ粒の大きい土の塊を、白い昇降機で上げて赤い土塊粉砕機にかける。
また、篩いから落ちた細かい土は左官用の船に入れるが、この船にキャスターをつけて簡単に引っ張り出せるようにした。
いままで全てスコップ1本で持ち上げては落としを繰り返していた。
これでもずいぶん楽になったほうだが、もう一つベルトコンベアがあればなぁと欲がでるもの。
なにはともあれ、25日の播種までに土の調整や資材の準備、手伝い人(今年は4人)の接待準備も含めて段取りを組んでいかなければいけない。
田植えまでが稲作の半分だとするとその半分、つまり稲作の4分の1が種蒔きまでに決まるように思う。
あとから取り戻すことが出来ない分、今頑張らねば・・・
今年の苗は約160枚増えて合計1080枚に、苗作りを依頼されている分が60枚程度。