祖父の季節感というものは一生をかけて染み付いているためにおおよそ季節を間違うことはない。今年も籾殻を焼いたこの写真は4月6日の風景。
あったかくなってくると、籾殻を焼かな・・・と思うのだろう。だんだんと田んぼの準備がけわしくなってくる季節でもある。
祖母は季節がら変化する祖父の雰囲気を察すると自分までもなんだかけわしくなってくると言っていた。
農協から苗を作るための土を買うようになってからは作っていなかった籾殻燻炭も、時代を逆行するかのような自分の農業は祖父にとっても手馴れた仕事が多い。
特別頼んでもいないのだが何も言わずに手伝ってくれる祖父に感謝。
写真をみると柿の葉が芽吹いている。しかし、今の柿の葉もそれほど展葉していないところをみるとこの4月中旬はよほど寒かったのだろうと改めて思う。
去年はどんどん大きくなる柿の葉が暖かくなったことの知らせとなり、水稲の準備が迫ってくるけわしさに拍車をかけるようだったのを思い出した。
“籾殻燻炭” への1件のコメント
本文と関係ないけど、リンク張っておきました。