梅雨本番を迎え雨が降る降る降る。
最近気になることが二つ。
ひとつは米の劣化。もうひとつはタニシに食べられた稲の量。
後者はあきらめがつくが、前者は相手がいることなのでとても気を使う。
先日、1か月前に玄米を5kg買ってくれたお客様から虫がでたという知らせをもらった。
この時期になるとどうしても発生する虫だが、もし自分の包装の時点で原因があったとしたらそれは弁償すべきだと思った。
まずはいつもお世話になっている有機無農薬でお米作りをされている天草の先輩農家さんに電話で相談した。
すると、米の虫は自然発生するのでどうやっても防ぐことはできない。現在大手スーパーなどで流通しているお米は薬剤によりくん蒸されているために虫の発生がないのだそうだ。
だから虫が出た場合は、薬剤を使用していない証拠であり、虫を取り除いて食べてください、もし食べても無害ですので安心してください。と言っているそうだ。
ということで、今回虫がでたというお客さんの玄米は了解をいただいた。
先日このお客さんへ配達に行ったさいに、虫がでたお米を引き取ったのだが、虫は熨斗目穀蛾と穀象虫(コクゾウムシ)という2種類だと思う。
熨斗目穀蛾は芋虫のようで、米どうしを糸で引っ付けて繭をつくり、産卵するようだ。
この時期になると自然とどこからやってきたのか発生する。
現在、7月号の「百姓三昧だより」を作成中なのでわかりやすく害虫、カビの発生についての注意書きを入れようと思う。
“熨斗目穀蛾(ノシメコクガ、別名ノシメマダラメイガ)” への1件のコメント
あれは、熨斗目穀蛾とかゆー名前なんやね。
うちの婆さんはハダカ虫っつってたよ。