「もしドラ」とは、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら、の略。
先ほど、NHK総合にてアニメ化されたのが全10話完結した。
結局、目標だった甲子園出場を決めてアニメは終わった。
私が見だしたのは4話目からであり、どうも1から3話目まではマネジメントに関することが多く出てきていたのではないかと推測する。
今週に入り、若干ドラマの部分が多くなったように思う。
しかし、なにはともあれドラッカーのマネジメントとの出会いのよいきっかけになった。
部分的に紹介されるドラッカーの言葉。しかし、アニメの中だけでは掻い摘んで、わかりやすく説明してくれてはいるが、もっと深く触れなければ難しい。
難しいことではないのかもしれないが、極単純な事ほど固定観念が邪魔をし、理解が難しくなるように思う。
はて、今何冊の本が未読のまま止まっているんだっけ・・・
もしドラで出て来た言葉で印象に残ったのは「イノベーション」。
私の社会的貢献の使命として、「稲は農薬も化学肥料も、そもそも要らない」というイノベーションを起こす。
私は4町の田んぼのほとんどの管理作業を一人でしている。今年は4町半。
その全てで農薬、化学肥料を使わない。
除草剤を使わなければ草が立つという固定観念をジャンボタニシがひっくり返す。
5回の基幹防除(病気や虫が出ようが出まいが農薬を散布する)をしなくても米は取れる。むしろ使わないほうが健全に育つ。
これらは指導とは真逆である。
これらが当たり前になると、無農薬の米は当たり前になり、誰もが求めやすい価格で販売されるようになる。
それが、顧客が望む安心・安全な地場産の農作物だと、私は思っている。
このイノベーション、結構短期間に広がるのではないかと、安直に考えている私。