先月仕込んだ米ぬかぼかしが発熱しだした。
今年は原材料は米ぬかのみ。
普通ならば発酵用の元菌を入れるのだがその菌でさえ特別なものは入れていない。
今まで何度かぼかしを作ってきて失敗もしてきたが、EMぼかしやら土着菌やらといろんな菌を使ったぼかしを聞くが、そもそも植物の表面には酵母菌など独自の菌が着いてる。
その菌を差し置いて菌を入れる必要があるのかと今まで感じていたが、果たして米ぬかについている菌で温度があがる好気性菌があるのか不安でもあった。
ぼかし肥料の”ぼかす”とはそもそも菌の発酵をもってたんぱく質を分解し、植物が利用しやすい形にすることが目的である。(目的であるはずである)
であれば、米ぬかを発酵させるなら米ぬかの菌で良いはず。が、いいはず。
我が家に来てくれる方は布がかかったぼかしの山を見てもなにも触れないが、手がぬかくさくなってもいいならぜひこの米ぬかに手を突っ込んでもらいたい。
発酵の面白さを体感して欲しい。
まぁとはいってもこのぼかしは田んぼには入れず、ブルーベリーの畑に播くか、野菜に使う予定。
今年からすべての田んぼは無肥料。間違いない。