写真は8月11日、田植えは6月22日。定植後54日目。
おおよそ2ヶ月が過ぎたわけだが、この写真で伝えたいものは色。
日田まで通った勉強会で教わったことは大きい。
葉の色というのは植物の現在のステージを現している。
稲には三黄の法則というものがあるらしい。
生育する上で、稲は3回黄色くなるというもの。
一度目は苗を植えたとき、植え痛みで黄色くなる。
二度目は出穂のとき、穂を出すことでエネルギーを使い、黄色くなる。
三度目は刈り取りのとき。
しかし、この法則はあくまで一般的な場合だそうだ。
一般的にはこれらの色の変化を見ながら追肥をしたり水を落としたりする。
しかし、自然農の稲は出穂の時には色落ちしない、と。
本当かどうかわからないが、私の稲は7月末ごろから今でも他の稲より色が濃い状態が続いている。
そしてお盆を過ぎた8月20日ごろ、ミルキークイーンと夢つくしは一斉に穂が出てくるはず。
すでに茎の間から穂を覗かせているものもあった。
さて、この2週間ばかり濃いこの稲たちは穂を出すことでいったいどんな色の変化を見せてくれるのか楽しみだ。